先日はラテン女優エヴァ・メンデス(37)との真剣交際が発覚し、出演映画も次々に公開され波に乗っているカナダ人俳優ライアン・ゴズリング(30)が、「いずれは映画よりも赤ちゃんを作りたいんだ。」と子づくり願望を告白した。
全米公開されたばかりの犯罪アクションドラマ『Drive(原題)』に主演、間もなく公開のジョージ・クルーニー主演・監督の政治ドラマ映画『アイズ・オブ・マーチ』でも主要キャストを演じ、ノリに乗っているライアン。
しかし、彼は先日インタビューに応じた英紙『タイムズ(The Times)』で、俳優業からの引退をほのめかすようなこんな発言をし、ファンを驚かせた。「ボクは12歳の時から俳優業をやっているんだ。もうそろそろ、演じることは辞めたくなってきた。人生で、一つのことだけをやり続けることは出来ない。自分が演じられることのできる役柄は限られていると思う。インスピレーションが湧かなくなったら、そこで終わりだろうね。」
ライアンは子役として、90年代にリバイバル放映されたディズニーチャンネルの子供向けバラエティーショー、『ミッキー・マウス・クラブ』にレギュラー出演し、そこからキャリアが始まった。オーディションで集められた当時のキャスト仲間にはブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラ、ジャスティン・ティンバーレイクらがいて、いずれも後の大スターになっている。
ディズニースターとしてキャリアが始まったのなら、これまでライアンが、交際した女優を次々とディズニーランド・デートに誘っているのもうなずけるというもの。「恋多き純情派俳優」と言われる彼だが、これまでにデートした相手の中では、忘れられない女性が2人いるという。ライアンが「彼女達を超える人にはまだ会っていないね。」と語るその2人とは、映画『完全犯罪クラブ』で共演した17歳年上の女優サンドラ・ブロック(47)と、映画『きみに読む物語』で共演した女優レイチェル・マクアダムス(32)だ。
しかし彼は2人とのロマンスが長続きしなかった理由について、「ショウビジネスは悪い奴。交際する2人共がショウビジネスにいる場合、トゥーマッチなんだ。スポットライトをいつも気にするあまり、何も成長しない。」と説明する。「自分は映画や俳優業に、結婚しているかのようにコミットメントし過ぎているんだ。」とも。
しかし、その実ライアンは、正しいお相手が現れるのを密かに待っているよう。「赤ちゃんを作りたいところなんだけど、まだその状態にないから、こうして映画を作っているのさ。」「もし“誰か”が現れて、映画作りと子づくり、両方することが出来ないとなったら、それはその時だと思っている。子づくりをする直前まで、ボクは映画を作り続ける。映画作りを捨てて、子づくりをする時がいつ訪れるのかは、ボクにはまだ分からないけどね。」
その「子づくり」のお相手が、新しい交際相手で、撮影中のサスペンス映画『The Place Beyond the Pines(原題)』の共演女優であるエヴァであるのかどうかは、まだ分からない。しかし2人は今月初め、「お約束」のディズニーランドでのラブラブデートが目撃されたほか、18日にはロサンゼルスで連れ立ちハイキング・デートをしているところが目撃されている。
一方で、こちらも撮影がクランクインしたライアン出演の犯罪映画『The Gangster Squad(原題)』のセットでは、つい先日、共演者の女優エマ・ストーン(22)に熱いキスをする彼の姿がとらえられた。同じく共演者の俳優アンソニー・マッキー(32)は「セットでは、ライアンにレディー達を近づけないように、3人のスタッフが常にテーザー銃を持って警戒しているんだ。」と冗談めかして芸能サイト『E!』に語っていたが、恋人エヴァもびっくりのこのキスは、映画の筋書き上でのものだったようだ。
まさに「共演女優キラー」であるライアンだが、プライベートではこの先どの女性と「子づくり」を決断するのか注目である。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)