4月30日に双子を出産した歌姫マライア・キャリー(41)の夫、ニック・キャノン(30)が「うちの子達はエンターテインメント業界には絶対に入れない。」と宣言した。
ウィルとジェイダ・ピンケット・スミス夫妻のように、子供達をエンタメ業界に入れ「芸能一家」として活躍しているセレブ一家もいるが、このほどモロッカン君とモンローちゃんという男女の双子の両親となったマライアとニックの2人は、ちょっと違うようだ。
ホストを務めている米NBCのオーディション番組『America’s Got Talent』のシーズンフィナーレのバックステージで、『People』誌にニックはこう語った。「自分とマライアの子供達はエンタメ界に絶対に入れたくない。彼らには、エンタメ業界よりももっと素晴らしい方向へと進んで欲しいんだ。」
それでは、どんな方向へ進んで欲しいのであろうか? 「ボク自身は、学校の先生とか、教授とか、心臓外科医とか、そういうものを信じている人間の一人さ。そうした職業を、子供達に目指して欲しい。もし一人が科学者にでもなったら、それは素晴らしいことだね。」どうやらニックは近い将来、「教育パパ」になりそうだ。
また、『People』誌とのやり取りで、いつもの「マライア称賛」も忘れていなかったニック。「みんな、ボクがどれだけ妻のマライアに執着しているかは知っているよね。ボクはあのマライア・キャリーと結婚したんだ。これよりもいいことはないさ。これで何か間違いを犯したら、ボクは馬鹿者だよ。ボクは妻を崇拝しているよ。ボクの背中を見たかい? そこにはマライア・フォーエバーと書いてあるのさ。」
確かにニックの背中にはマライアの名前のタトゥーが入っていることで知られている。今は仕事よりも「父親でいること、夫でいることのほうを優先しているよ。」という彼。家庭内円満のようで何よりである。
一方、マライアは現在、産後の減量に精を出していると言われているが、ダイエットの調子は?と聞かれたニックは、「彼女は今、全ての側面に集中してダイエットしているよ。カムバックして世界をノックアウトするんだってね。」と答えた。
しかし、夫妻が一緒にワークアウトすることはあまりないらしい。「たまには一緒にエクササイズするけど、彼女は真面目すぎるんだ。」とニック。「それに、マライアは水の中でエクササイズするのが好きで、ボクは好きじゃない。」とのこと。「90年代の頃のボディ」を目指しているというマライア、スリムダウンし、パワーアップした姿を見るのが楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)