今はハリウッドセレブも夏のバカンス真っ最中。女優ケイト・ウィンスレットも、イケメン・モデルの恋人を伴って、世界屈指の秘境と呼ばれるカリブ海イギリス領ヴァージン諸島のプライベート・リゾート地、ネッカー島で休暇を楽しんでいた。だがその宿泊先で…。

ネッカー島は、ヴァージン・グループの創設者である冒険家で大富豪のリチャード・ブランソン氏が、30万ドルで買い取って開発したプライベート・リゾート地。そこに建てられた8ベッドルームの “Great House” と呼ばれる大豪邸は、目が飛び出るような値段でセレブに貸し出され、結婚式やパーティにも使用されてきた。

そこにウィンスレットがミアちゃん（10）、ジョー君（7）という子供たち、そして恋人のルイス・ダウラーを伴って宿泊していた。だが21日深夜から22日未明にかけてそこで火災が発生し、火は瞬く間に豪邸を焼き尽くし、ウィンスレット一行を含む約20名のゲスト全員が避難を強いられた。米芸能誌『Us Weekly』の情報では、ウィンスレットがブランソン氏の90歳の母親の手を引いて逃げたとのこと。幸いけが人は出ていない。

ブランソン氏の娘のホリーさんは、フレディー・アンドリューさんという婚約者ともうすぐその豪邸で挙式する予定であった。同氏はメディアの取材に再建を約束したが、「美しかった建物を全て元通りに修復することは不可能でしょう。思い出深い貴重な写真をあまりにもたくさん失い、それが本当に悔しい」と肩を落としている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）