このほど米国テキサス州のフォーニー市に、 “Justin Bieber Way” という通りが誕生して大きな話題になった。
ハリウッドのスターたちが「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に名を刻むに至るには、本当に大変な努力が必要だと言われている。ましてや土地や道路に自分の名が付けられるとなれば、その存在感はよほど広く市民に認められていなければなるまい。
そんな快挙を成し遂げたのが、ハリウッドのティーン・アイドルの中で今最もリッチだと言われている、超売れっ子シンガーのジャスティン・ビーバー。たった17歳にして、テキサス州に「自分の通り」を持ってしまった。その経緯もなかなか面白い。
フォーニー市はこのほど11歳の少女、キャロライン・ゴンザレスちゃん(写真)を「1日市長」に任命したが、彼女が市内のある通りを “Justin Bieber Way” にしたいと言い出した。理由は単純に「私はジャスティン・ビーバーが大好きだから」というものであった。
その願いが受け入れられ、20ドルの経費をかけてこの写真の通りの標識が16日に設置され、たった1日限りの標識とは言え、キャロラインちゃんはこの “Justin Bieber Way” に大変ご満悦そうであった。
しかしこの標識について住民の間では、「土地の評価額や知名度が上がる」、「素適なお店が増えて有名なデートスポットになるのでは?」、「思わぬビジネスチャンスにつながるかも知れない」といった声が上がり、1日限りで取り外されたことを残念がる人々も多かったようだ。
標識の画像:justinbieberzone.comより
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)