イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ジャスティン・ビーバー、「運転中にテキストメッセージはやめて」ティーンにメッセージ。

米国内で、運転中にドライバーが携帯電話でテキストメッセージを打っていたことによる交通死亡事故が急増しているが、ジャスティン・ビーバー(17)が責任を持って「テキスティング」をするよう呼びかけるビデオキャンペーンに一役買った。

ビーバーは、09年に運転中にテキストメッセージを打っていたことから起こった交通事故で死亡した、テキサス州のアレックス・ブラウンさん(享年17)の家族と共に公共メッセージCMに登場。「運転中にテキスティングをすることは、酔っ払い運転の6倍も事故を起こしやすい」というデータを紹介し、「僕達は皆、運転中にテキスティングをしたくなる衝動にかられる。」「でもそれは自分次第。」などと語った。

ビーバーはCMの中で、スマートフォンのアプリケーションなどを開発するPhone Guard社の開発した新アプリ『Drive Safe』を紹介。このアプリ、10マイル以上のスピードで動いている車中で携帯電話のボタンを使えなくするもので、運転中でもテキスティングそのものが出来なくする、お役立ちアプリであるという。ビーバーは「あなたのスマートフォンにこのアプリをダウンロードして欲しい。」と訴えた。

米国では、運転中のテキスティングで1年間に5500人が死亡事故で亡くなっており、深刻な社会問題となっている。また、16歳から17歳までのティーンの実に25%が、「運転中にテキスティングをしたことがある」というデータがあり、ビーバーの力を借りて、ティーンエージャー達にテキスティングの危険性を知ってほしいと、CMが企画されたようだ。

「僕自身17歳のドライバーとして、ティーンエージャー達が路上で何に気をそらされるかは良く知っている。テキスティングはその一つで、避けようと思えば避けられるものなんだ。」とビーバーはコメントを出している。

しかし、ビーバー自身は、免許取り立ての16歳の時から、誕生日プレゼントとしてもらった名車ランボルギーニを乗り回していることで知られている。「テキスティング」うんぬんよりも、ナマ白い腕で大きな高級スポーツカーを乗り回しているビーバーの運転そのものが安全かどうか、不安なことはちょっと否めない…。しかし、ティーンに絶大な人気のビーバーが、ティーンのための社会的メッセージ伝達のために顔を貸すのは、大変素晴らしいことだ。

ビーバーのメッセージビデオはコチラ。

(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)