その女性の素性など知る由もない、いわゆるone‐night standの関係で誕生したクリスティアーノ・ロナウド(26)の息子、“クリスティアーノJr.” 君がようやく1歳になった。パパは自分の遺伝子を継いだJr.君の成長ぶりが、人生の何よりもの楽しみだと語る。
始末の悪かった情事の尻拭いに、高いお金をその女性に渡して親権を100%獲得し、ベビーはポルトガルのロナウド家に引き取られ、姉や母が隠すように育てている…これで間違いはないのだが、パパ・ロナウドの息子への愛情がとにかくスゴイ。このほど英紙『サンデー・ミラー』にこう語っている。
「僕にとって何より大事なのは常に家族。特にJr.は僕の人生にとって最も大切な宝物なんだ。息子が誕生してからは、サッカーはその次の存在だね。お金なんてさらにその後だよ。」
計算すると、毎週日本円にして5000万円が入ってくることになるロナウド。だがお金のために試合をする気持ちはもうない。Jr.が試合を見に来てくれることだけが嬉しいそうだ。
「Jr.は僕とおそろいの7番のTシャツを着てくるんだ。あの観衆の中でも息子をちゃんと探し、ゴールを決める度に僕はそっちを向いて、ありがとうって息子にキスを送っているよ。」
ただしJr.君の外出が増えれば、当然メディアの注目を浴びるようになる。「試合中は家族の周りを大がかりなガードで固めているんだけれど、それでもセキュリティの面で心配が絶えないんだ。僕の子というだけで大変な思いをさせるのが辛いね」とも。
2010年7月3日、Facebookにてベビーの誕生をそれは嬉しそうに報告していたロナウド。「わが子の誕生=人生の偉業」とハシャぐ彼は、その時すでにロシア人セクシー・モデルのイリーナ・シェイクと交際を始めており、前の年の冬にそのベビー・ママを抱いたことなどすっかり忘れている様子。彼女に対する思いやりの言葉などは一切なかった。
実は今、すったもんだのDVの末に別れたロシア人ミュージシャン、オクサナ・グリゴリエヴァが産んだ娘ルシアちゃん(1)をめぐり、父である俳優メル・ギブソンは、“もっとルシアに会いたい。娘と過ごせる時間を増やして欲しい(現在は2週おきに3泊)” と弁護士を通じて陳情している。
“播種本能”、そして “父性本能”。神様が、産んだ母親への愛が冷めても子孫だけはとことん愛せる、そのような本能を叩きこんで男という生き物をこの世に誕生させたことがよく分かる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)