彼女の魅力はストーカーも惹きつけてしまうらしい。今週の木曜日、シャロン・ストーンの自宅に男のストーカーが姿を見せ、警察に身柄を拘束されていたことが分かった。これまでにもストーカーの被害に遭っているシャロンだが、彼女の自宅前で意味不明な言葉を叫んでいたという。
「一緒に子供をつくったぞ!」
ゲート前でこのように意味の分からない言葉を叫んでいたのは、男のストーカーだった。木曜日の朝10時30分ごろ、ハリウッドにあるシャロンの自宅前で、ゲートを叩きながら叫んでいる様子が目撃されており、通報で駆けつけた警察官に身柄を拘束された。
ロサンゼルス警察が捕まえたのは、50代と見られる白人の男性。シャロンの自宅前にタクシーで乗り付けた男は、アメリカ中西部からやって来たのだという。この男は上記の発言の他に、「オサマ・ビンラディンを殺害した。」とも主張しており、明らかに正常な精神状態を欠いている様子を見せていたそうだ。
幸いにもこの時、シャロンは自宅にはおらず、ストーカーの男が自宅にやって来たのは、彼女がニューヨークへ映画の撮影に出掛けていた最中のこと。この男が叫びながらゲートを叩いているところを警察に通報したのは彼女のスタッフだった。
もっとも、シャロンがストーカーの被害に遭ったのは、これが初めてではない。シャロンは2001年にも、「彼女と結婚するためにイタリアから来た」という男から、同様の被害にあっている。その後、ストーカー行為を働いていた男に対し、接近禁止命令が出された。
また、今年の2月末には、シャロンにストーカー行為を働いていた男に、彼女とその家族への接近を禁止する命令を下されている。シャロンに変質的な妄想を抱いていたというこの男は、ヒラリー・クリントン国務長官の息子であると自称し、オハイオ州からロスにあるシャロンの自宅にまで足を運び、侵入していたところを逮捕された。
今回ロス警察に御用となったストーカー男は、現在身柄を拘留されており、精神鑑定を受ける予定だという。残念ながらこの男にとっては、シャロンに会うという願いは叶わなかったようだ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)