イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】セバスチャン・バック 洪水で自宅を失う。ハリケーン「アイリーン」で被害

過去の思い出は、水と共に流されてしまった。メタルバンド「スキッド・ロウ」の元ボーカルとして知られているセバスチャン・バックが、先日のハリケーンによる洪水で、20年近く住んでいた家が全く住めない状態になってしまったことが分かった。残念なことに、思い出の所持品までもが洪水で流されてしまい、彼は失意のどん底にある。

「ショックで呆然として打ちのめされているよ。21年間住んでテレビでも紹介された家が破壊された。ハリケーンによる洪水のおかげで住めなくなってしまったよ。」

今週の日曜日、セバスチャン・バックはFacebook上で自宅が、先週米国を襲ったハリケーン「アイリーン」による浸水の被害を受けていたことを明らかにした。ニュージャージー州のリンクロフトにある彼の自宅は、すぐ近くの貯水池の水が溢れ、彼の家の車庫や地下室の中にまで浸水してしまったのだ。

「21年間にわたって、この家に住んでいるけど、地下室や家のどこにも水が入り込んできたことはなかった。今やハリケーンで溢れた水がすぐそばまで来てるよ。」

セバスチャンはこのように浸水の状況を説明し、複数の画像も投稿した。浸水を受けた自宅をはじめとして、増水し溢れた川の水に沈んでいる道路の様子や、無残にも損壊した橋の様子は、彼のファンたちにも大きな衝撃を与えている。

この浸水の被害を受けたセバスチャンを、何よりも打ちのめしたのは、過去の思い出の品々が流されてしまったことだ。 スキッド・ロウ時代のマスターテープや、ツアーの際の彫像などが失われてしまった。さらに、セバスチャンの自宅は家の基礎部分がダメージを受けており、いつ倒れるとも分からない状況であるため、家の中のものを回収することすらままならないと言う。

そんな住む場所を失ってしまった彼は、ニュージャージーを去ることに。「ニュージャージーはいつも愛してるけど、今やここには過去の思い出以外何も残っていない。」と語り、ロサンゼルスに引っ越す予定であることを明らかにした。

しかし、失意の彼にも家族が無事だったことは唯一にして最高の良い知らせだ。「ボクが幸せだと思っていることは、子供たちと元妻が無事だったということさ。誰もケガはしてないよ。」彼はこのように喜びを述べている。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)