大俳優の失禁に、あのキャスターも笑いを「漏らし」てしまった。米CNNのキャスターとして知られるアンダーソン・クーパー氏が、番組放送中に笑いを抑えることが出来ず、その放送事故の映像が話題になっている。アンダーソン氏が笑いを抑えることができなかったというニュースの内容とは?
放送事故があったのは、今週の水曜日に放送されたCNN「アンダーソン・クーパー360°」でのこと。この「アンダーソン・クーパー360°」はキャスターをつとめるアンダーソン氏が、政治や経済をはじめとして、アメリカ社会の現在を幅広く取り上げるニュース番組である。
先日、フランスの有名俳優ジェラール・ドパルデューが、搭乗していた飛行機内で失禁したというニュースを、同番組中の「The Ridiculist」(一番、馬鹿げた人という意味の造語)のコーナーの中でユーモアを交えながら読み上げていたアンダーソン氏だが、その途中で笑いを我慢できなくなってしまった。
大物俳優として知られるジェラール・ドパルデューは、今週の火曜日に搭乗中の機内で失禁したことで大きなニュースになった。パリ発のアイルランドのダブリン行きの飛行機に乗っていたジェラールは、途中で尿意を催したものの、運悪くも離陸直前で機内のトイレは使用できず。我慢できなくなった彼は、周りに乗客がいるにもかかわらず、座席の床に放尿してしまった。
最初は、「彼は自身でジェット気流を作り出した」とユーモアを交えながらニュースを読み上げるアンダーソン氏だったが、微妙に笑いを抑える様子を見せながらも、プロらしく神妙な表情を保ちつつカメラに向かっていた。しかしフランス語の「oui」(はい、の意味)と、英語で「wee-wee」(オシッコをする)とを掛けた駄洒落を発すると、自身のジョークに我慢できなくなったのか笑い声を漏らし始め、スタジオ内の撮影スタッフからの笑い声も。
そんな撮影スタッフに「笑わないでくれ、気が散るから。」注意するアンダーソン氏だったが、最後は「Sorry」と言いながら、ついに笑いを抑えることができなくなってしまった。止まることのない笑いのため、1分近くニュースを読み上げることができない状態になった。
最後に何とか立ち直ったアンダーソン氏は、無事ニュースを読み終えた。「放送事故の動画ならYouTubeでいつも目にするだろうけど、実際にわが身に起こるとはね。」というのは彼の言葉だが、これも「弘法にも筆の誤り」ということか。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)