イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】喫煙反対派だったはずなのに…。喫煙姿が激写されたマイリー・サイラスの胸中やいかに!?

2009年に出版された自叙伝『マイルズ・トゥー・ゴー』では喫煙は絶対にしないと書いたはずのマイリー・サイラス。その彼女が休暇先で喫煙する姿がキャッチされ、大きな話題となっている。

恋人である俳優リアム・ヘムズワースとミシガン湖で過ごす姿をパパラッチされてしまったマイリー・サイラスが、多くの批判に晒されている。最近ではヴァネッサ・ハジェンズの喫煙姿がインターネットで公開され問題となったばかりだが、今回マイリーが批判されてしまったのは単に「タバコを吸ったから」という単純な理由からだけではない。

今回の猛烈な批判の主な理由は、2009年にヒットした自叙伝でマイリーが語った内容にある。というのもマイリーは自伝で「絶対にタバコなんて吸わないわ。」と喫煙を真っ向から否定する立場を明らかにしており、「自分の声のことを考えても、喫煙は絶対にしないわ。声だけでなく、体のことを考えても同じこと。」と語っていたのだ。マイリーの喫煙写真に対するコメントがすでにネット上にあふれかえっているが、「ニコンチンフリーのタバコなのでは?」と擁護するコメントに比べ、「あの声を聞けば、何年も喫煙していたのは火を見るより明らか」という批判のコメントが圧倒的。自叙伝に書き賞賛された内容を自らくつがえしたアイドルの姿に、落胆したファンは多い。

マイリーやヴァネッサ・ハジェンズのような若い世代のセレブが若年層に与える影響は大きい。最近では「喫煙にNOと言おう」という動きが多いなか、セレブらが喫煙する姿を“Cool!”と絶賛して特集するメディアなども登場。欧米社会でも『禁煙派vs喫煙派』で意見は真っ向から対立したままである。

最近ではステージ4の咽頭がんを患いながらも克服したマイケル・ダグラスが再び喫煙を始めたと報道されたばかり。若年層であればあるほどニコチンの中毒に陥りやすいのだそうだ。将来マイリーが「あの時禁煙しておけば…」と過去を悔やむ日が来ないとは限らない。昨年に日本でも大ヒットしたアルバム『Can’t Be Tamed』で彼女の歌声に魅了されたファンの1人として、彼女がいつまでも健康でいられることを祈るばかりである。ドラッグ吸引映像の流出などで世間を騒がせてまだ1年もたたないマイリー。彼女がますます心配である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)