一体どこのレディかと思ったら、レディー・ガガ(25)。いつもの奇抜な服装でなく、意外に普通のドレスと普通のヒールで現れたことで、かえってファン達を驚かせた。
生肉ドレスをまとっていたり、竹馬のようなヒールを履いていたり、胸元の開いたドレスでポロリをして気がつかなかったり、乳首にダクトテープを貼っただけのシースルーファッションだったり…。これまで様々な奇抜な服装で我々を驚かせて来たガガだが、突如フツーのレディらしい服装で現れたこと自体が、ヘッドラインになっている。
芸能サイト『TMZ』が、「ガガのこれまでで最もショッキングな服装―リトル・ブラックドレス!」と見出しを打てば、英『デイリー・メール』紙は「本当にあなたなの、ガガ?」とヘッドラインする始末。ガガがこれまで世間に送り出して来たアウトフィットの中で、最も「ノーマルなもの」だけど、「退屈なわけじゃない」と各メディアからなかなかの評判だ。
11日、ロサンゼルスのレコーディングスタジオ『La Maison De Fashion』から出て来たところをパパラッチされたガガ。奇抜なイエローのモチーフがついたスリット入りドレスはヴェルサーチ、合わせたヒールはクリスチャン・ルブタンのもの。黒いクラッチバッグを手に、長いブロンドの髪をストレートにおろし、口元のリップはおとなしめのヌードピンクと、全身エレガントなレディ風の装いで、ちょっと「可愛い!」と思えるくらいだ。
レディー・ガガの80歳の祖母、アンジェリン・ジャーマノッタさんが先頃芸能誌『Life & Style』に明かしたところでは、孫娘のステファニー・ジャーマノッタ(ガガの本名)が家族と過ごす時は「ジーンズとか、普通の服装をしている。」とのことだ。また、アンジェリンさんはガガの音楽や奇抜な服装など、全てを含めてファンである一方で、盲目であるために残念ながら全てを見ることは出来ないそうだ。
「私は目が見えないので、彼女のセクシーな服装の全ては見れないの。でもTVを見ている時は、孫の足だけは見えるのよ。だから彼女だってすぐ分かる。」また、ガガは少女時代、「オールAをとるような成績優秀な生徒だった。宿題を全てやってから、教会のミサに行くような子だった。」とのことだ。
しかし、ガガの祖母は、彼女の奇抜な衣装を全て見られないが故に、かえって品行方正だった孫のイメージを抱き続けることが出来て、幸せなのかもしれない。彼女のパフォーマンスといったら、バービー人形を食べたり、血まみれになってみたり、ステージ上で出産してみたり、ちょっと心臓に悪いほどショッキングかもですよ、おばあちゃん…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)