テキサス州ダラスで8日に行われたリアーナのコンサート。その最中に火事が発生してパフォーマンスは中断。会場が真っ暗になっていたことが分かった。
強烈なライトが煌々とステージや会場を照らし、演奏や演出にも大量の電力を使うコンサート。コードやコンセントプラグなどが過熱し、煙が出るといったボヤ騒ぎはままある。だが炎メラメラ、火花パチパチというのは滅多にない。
8日、ダラスは「American Airlines Center」で開催されたそのコンサート。高い位置に吊られている照明器具が炎に包まれ、ステージには火花がパラパラと降り注いだ。おまけに客席の非常口や階段を示す部分以外のすべての照明が消され、場内はほぼ真っ暗になってしまった。
消防局が駆け付ける前にクルーが消火器で火を消し止め、辺りには真っ白な煙がモクモクと立ち込める。幸いなことに負傷者は出なかった模様だが、花火が暴発した可能性もあると見て調査が進められている。
その後、当のリアーナもツイッターでファンにこれを報告。しかし、“DALLAS!We set the stage on FYAH tonight!LITERALLY!(今晩ダラスのステージ、文字通り炎でメラメラにしてやったわ!)” とツイートしたため、ジョークとは言え少し不謹慎ではないかと話題になっている。
コンサートが中断となっては観客もいい迷惑。出火をエキサイティングに喜んでいる場合ではない。花火を用いた演出で事故が起きれば、他のアーティストもこれを禁じられることになることを忘れてはならないのだ。
もっともリアーナは、続いて “I’m so pissed, I was havin so much fun wit yall too!I gotta come back man!” ともツイート。やはり本人も苛立っている。中断で迷惑をかけたダラスのファンのために、改めてスケジュールが組まれる可能性が高いようだ。
YouTubeでもその様子が公開されているので、こちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=r2xcfQRvoVo
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)