イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】エクスタシー所持の『CSI:科学捜査班』俳優ゲイリー・ドゥーダン、処方薬依存も重度。

ご存じの方も多いと思うが、『CSI:科学捜査班』のドレッドヘアもクールな褐色の俳優、ゲイリー・ドゥーダン(44)は先月13日未明に交通事故を起こし、併せてエクスタシー所持が認められて逮捕、起訴された。だが彼は危険な処方薬物の依存症でもあるようだ。

2008年には、エクスタシーばかりかコカインやヘロインを不法に所持し、逮捕されていたゲイリー。同番組は降板となり、リハビリ治療プログラムも受講した。そして昨年4月には、彼の主演アクションドラマ『Fire!/バーンチェイサー)』がDVDとなり、日本でも多くのファンが見たはずである。

先月13日の逮捕の後、1万ドルの保釈金で留置場を出たゲイリー。当局は起訴を決めたが、ゲイリーの弁護士は「情けないとひどく反省しています。仕事に戻り、また一から頑張りたいと話しています」などと語っているが、今の彼は処方薬の依存症にも陥っており、これで社会復帰はあるのだろうか。

当局は、彼の所持品から「オキシコンチン(Oxycontin)」のボトルを発見したことを明らかにした。故マイケル・ジャクソンも使用していたのではないかと一時疑われた、医療用の強力な麻薬性鎮痛剤であるこの薬の怖さについては、『ナルニア国物語』のプロデューサーであったペリー・ムーア氏が今年2月、39歳にして自宅バスルームで変死を遂げていたことをお伝えしていた。

同じようによく名が挙がるのが、“Vikes” と呼ばれる『ヴィコディン(Vicodin)』という鎮痛薬。こうした薬はモルヒネやヘロインに似た陶酔作用を脳にもたらすとして、米国の若者の間で “代用ドラッグ” として使用されることがあり、大きな社会問題となっている。

なお、この度のゲイリーの薬物不法所持については、前歴もあることから有罪となる可能性も高く、1年の禁固刑が言い渡されるのではないかと見られている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)