放送作家の鈴木おさむが自身のブログ内で、7月23日から24日にかけて放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)内の3大笑顔企画のひとつ、「出張ビストロSMAP」放送終了後の感動のエピソードについて綴っている。
7月25日付のブログ「放送作家鈴木おさむのネタ帳」の内容は番組の感動がよみがえってくる内容である。
鈴木は香取慎吾・草なぎ剛が参加した、福島県二本松市の「出張ビストロ」の会場に向かった。そこで番組スタッフの徹底した心遣いに感動したという。その一例として会場では、ご飯を盛り付けたお皿を持って帰られるようにバッグをプレゼントしていたそうだ。このような気遣いは参加する人の立場になって真剣に考えなければ、思いつかないものだ。
「1000人分作って、皆さんに食べてもらう。」この暑い中、やり遂げることは想像を絶する気力と体力を要したはずだ。テレビ中継が入っていない時でもSMAPは配り続け福島は放送終了と同時くらいに、そして木村拓哉・稲垣吾郎が参加した岩手県釜石市の会場では放送終了後も料理を配り続けたという。そして全ての料理が配り終えたとき、両方の会場では「世界の一つだけの花」の合唱が。福島の会場では小さな子供からお年寄りの方までが一緒になって、大きな声で歌ってくれたのだ。
香取慎吾が番組終了後、「僕らのしたことで、沢山の人が喜んでくれる。本当にSMAPは幸せな仕事をさせてもらっているなぁ。」と言っていたそうだ。それを聞いた鈴木は今までよりもっとSMAPが大好きになり、そして温かく自分たちを迎えてくれた福島の方々に「本当に、ありがとう。」と感謝の言葉をブログで述べている。
今回は今のメンバーらの年齢だからこそ、SMAPの力が発揮された企画だったと思う。アイドルでありながら大人としての人生経験もある―でなければ、応えられない内容ではなかっただろうか。今年の『FNS27時間テレビ』は、“SMAPのがんばり”と“岡村隆史(ナインティナイン)の涙”に感動させられた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)