美容番長ことシルク姉さんは自称50歳とされている。彼女にはポール・マッカートニーと会ったという感動エピソードがあるのだが、それから考えるとその実年齢は?
よしもとのタレントで浪花の美容番長と異名を持つ、シルクは基本的に年齢非公開で、ある時は「アラフォー」と言いある時は「50歳くらい」と話す。彼女は以前、イギリスに留学していた時にあの元ビートルズのポール・マッカートニーに遭遇したエピソードを7月28日のテレビ「ライオンのごきげんよう」で話した。
実は以前に明石家さんまの番組でも披露したエピソードでもあるのだが、その概要は次のようなものだ。シルクは学生時代にイギリスに留学していたが、留学中、友人(元相方のミヤコ)とライブハウスに行った時に、カツアゲを恐れてポンド紙幣を靴の底に入れていた。ところが盛り上がって汗まみれとなり紙幣が破れてしまい帰りのタクシー代を失ってしまう。2人で寮まで歩いて帰っていたところ途中で目の前に車が横付けされて中からポール・マッカートニーが現れた。友人が「あなたをずっと待っていました」と咄嗟に話したところ、ポールからレコーディングスタジオに連れて行ってもらえた。そこで楽曲「Jet(ジェット)」のレコーディングを見ることが出来た、というものである。
スタジオでこの話を聞いた小堺一機をはじめ、観客もあまりに奇跡的な出会いに感動していた。だが、実はこの話にはシルクの年齢を推定できるヒントが隠れているのだ。今回、シルクは話の中で大学時代に留学したことを明言しており「そういう大学でしたから」とまで話している。つまりこの時彼女は19歳から24歳程度の年齢だったはずだ。そして、彼女が体験したポール・マッカートニーのレコーディングしていた楽曲「Jet(ジェット)」は1974年にリリースされている。これらから計算するとシルクの現在の年齢が出てくるというわけだ。
シルク姉さんの神秘的な魅力を保つためにもこれ以上は触れないが、彼女はよしもとの芸人たちから「日露戦争で恋人に死に別れた」、「坂本龍馬よりは若いらしい」などとからかわれている。まさかそこまではいかないが、あの美貌を保っているのはやはり凄いことなのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)