サンドラ・ブロックの元夫であるジェシー・ジェームズと婚約を解消したばかりのタトゥー・アーティスト、Kat Von Dが、出演予定だったテレビの生放送中に激昂。結局その番組に出演することなくテレビ局を飛び出し、Twitterで怒りをぶちまけた。いったい何があったのか。
TVショーである『L.A. Ink』の新シーズン開始にあたり、番宣のため『Good Day L.A.』に出演する予定だったKat Von D。番組開始に間に合うようスタジオに来ていたというのに、ジェシーと別れたという説明に続き2人が映るビデオクリップが流れた途端、スタジオを飛び出してしまった。番組の司会らは慌てるどころか「ジェシーの話はしたくないって言えば良かっただけじゃないの。変なの。」などとイラだちをあらわにし、挙句に制作責任者の女性までもが参戦。ジェシーに関して話すなというリクエストは事前になかったはずと、一気にまくし立てた。
Katはその後自身のTwitterで「今朝の件で嫌な思いをした人がいたらごめんなさいね。」とファンに向けてツイートし、さらに「別に飛び出したわけじゃないわ。『Good Day L.A.』が約束を破ったとき、ちゃんと帰る旨を伝えて礼儀正しくその場をあとにしただけ。」とメディアの報道を否定している。Katは「ジェシーとの破局については触れないという事前の約束があった。」と言いたいのだろうが、前述のように、番組スタッフはそのような約束はなかったと強調。番組の司会者の一人であるジリアン・レイノルズはかなりムカついたようで、「確かにあなたたちが別れたって言ったわよ。あなたの広報担当者から送られてきたビデオも放送したわ。それにあなたとジェシーも映ってたんじゃない。なのに別れたって言っちゃダメだったわけ?」とKatのTwitterで個人的に反論。それに対してKatもすかさず「こっちが送ったビデオを放映したから出て行ったんじゃないわ。あなたたちが失礼なことを言うから出ていったの。」と猛反発。さらに「視聴率を稼ぐために公の場で人を馬鹿にするなんて、人を思いやれる人間はしないことよ。」ともツイートしている。
番組に出演こそしなかったKatであるが、『L.A. Ink』の宣伝はこれで十二分にできたのではないだろうか。ちなみに問題の番組『Good Day L.A.』の動画が早速動画サイトにアップされたが、アップ後ほんの数時間で400回近く再生された記録が残っていた。何はともあれ、今シーズンの『L.A. Ink』はヒット確実になりそうだ。やれやれ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)