イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】「シーシェパードの船を助けて! 」Facebookに投稿したカナダのロックバンドに賛否両論の嵐。

今やカナダを代表する世界的なロックバンドといえば、ニッケルバック。その彼らがFacebookに投稿したある発言が、多くのファンたちに猛反発されてしまった。

80年代に大ブレイクしたバンドやシンガーが再び注目される今、古き良き時代と変わらぬハードロック魂を受け継ぎ世界中のファンを熱狂させているニッケルバック。約10年前にブレイクした彼らはあっという間に世界的な人気を博するメジャーバンドに成長し、日本で行った公演も大成功させている。

そんな彼らがつい先日、世界中のファンが目にするFacebookで“Emergency SOS!”で始まる投稿をしたのがことの発端。

「シーシェパードの船を助ける手助けをしてほしい。スティーブ・アーウィン号が君らの助けを必要としているんだ。アニマル・プラネットのTV番組『Whale Wars』を見てシーシェパードを知っている人もいるだろう。ポール・ワトソン船長が率いるこのシーシェパードは、航海しながらイルカ、鯨、鮫などの殺害を阻止しようとしているんだ。」

この投稿には7月15日に英国で航海を止められてしまったというスティーブ・アーウィン号に関する記事が添付されており、それを見た多くのファンらがニッケルバックに猛烈に反発した。

「もうニッケルバックのファンはやめるぜ」「悪いけど、ニッケルバックにはバイバイを言う時期だわ」「さよなら、ニッケルバック。こんな人をサポートする君達のファンなんてやってらんない」

このような多くの反発コメントと並び、「サポートしてくれてありがとう!」と彼らのシーシェパード擁護を絶賛するコメントも多くあり、双方の言い分が真っ二つに割れている状態である。

「政治的な話題は欧米ではするな」と中学校の英語授業で習った記憶があるが、このような問題が起こる可能性が実際にあるとは…。ちなみにシーシェパード擁護派のセレブにはヘイデン・パネッティーア、ミシェル・ロドリゲス、さらにショーン・ペンなどがいる。

ニッケルバックは実力とカリスマ性に恵まれた素晴らしいバンドである。これからもどうか素晴らしい音楽で我々ファンを魅了し続けてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)