タレントの山本梓が4歳の甥っ子が時おり見せる不思議な行動を紹介した。彼女だけでなく家族もその力に驚いているというのだ。
山本梓といえば以前、犬を散歩させている時に老婆の霊と遭遇したことを明かしたことがある。その彼女が今度は兄の息子である4歳の甥っ子が時おり見せる不思議な力に驚いたという。7月15日に放送されたテレビ「ライオンのごきげんよう」で山本梓がその詳細を話した。
山本梓の家にその甥っ子が遊びに来たときに2匹の愛犬と雑談すると言うのだ。部屋の隅っこで丸く円を囲んでボソボソと話しているとやがて甥っ子が彼女に「あーちゃん(山本梓)、きのう、プーちゃん(愛犬)のシッポはさんだでしょ? 痛いっていってるよ」と話してくるのだ。確かに彼女は昨日愛犬プーちゃんのシッポをドアに挟んでしまったが、甥っ子がそれを知るはずはないのである。さらに彼は「ごはんがおいしくないって」、「暑いからお水をあげてください」と犬から言われたかのように伝えてくるのだ。
不思議なのはそれだけではない。兄の自宅では甥っ子が壁に向かって何かを話しているので尋ねてみると、彼は「おじちゃんが迷ってきたから話してるの」と言って自分のオモチャやぬいぐるみを「はい、どーじょー」と壁に向かって渡そうとするのである。兄嫁、つまり甥っ子の母親もビックリしてどうしたものか弱っているようだ。
そして、決定的な出来事は山本梓の親戚が集まった時に起こった。家族全員、父母、叔父叔母、兄夫婦と甥っ子、そして山本梓が集まった時に、彼女の母親が「梓は彼とかいなくて、連れても来ないのよ」と親戚にこぼしていると甥っ子が「あーちゃんは2人で来たよね~」と言い出したのである。みんな驚いて「え? どういうこと?」と甥っ子に聞きなおすと「あーちゃんは、おとなりに男の人をつれてきました」とやはり言い張る。「どんな人?」と彼女も気になって芸能人が載っている雑誌や、元カレの写真まで持ち出して甥っ子に見せたのだ。すると甥っ子は「外国人みたいで、アイスクリームを食べている」男が横目でにらむような目線で山本梓を見ていたと証言したのである。
山本梓には心当たりが一人だけあった。以前、彼女がジャマイカに行った時にアイスクリームを食べていると現地の人から『俺にも食べさせてくれ』と言われたので、『これは私が食べているからダメ』と断ったことがあるのだ。山本梓はその男性が恨んでついてきたのではと想像したのである。
話は女優の木村多江のことになるが、先日「笑っていいとも!」に彼女が出演した際に「植物が『せまいっ』と言うのが聞こえた」と話していた。すると、会場アンケートでも『暑いっ』と言うのが聞こえた女性がいたのである。人は時おり普段は気にならないものが、聞こえたり、見えたりするのだろうか。山本梓の甥っ子はまだ純粋なぶん、日常的にそうした音やモノがわかるのかも知れない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)