元AKB48の渡辺志穂が『2011ミス・アース・ジャパン』の2位を受賞した。本来AKBメンバーへは内緒にしておこうと考えていた彼女だが、早くも前田敦子からメールが届いたそうだ。
渡辺志穂は2005年10月30日に行われた『AKB48 オープニングメンバーオーディション』に合格した24人のうちの1人で、AKB48劇場グランドオープンの舞台に前田敦子とは一緒に立ったまさに最初のAKB48なのだ。彼女は2007年10月2日にAKBを卒業してその後ドラマ「ブラッディ・マンデイ」への出演や「王様のブランチ」でのリポーターなどで活動していた。その彼女が2011年6月に世界4大ミスコンテストの1つ「ミス・アース」の日本代表ファイナリスト23人に入り、7月3日に準ミスにあたる「ミス・エアジャパン」を受賞したのだ。このことは『元AKBがミスコンで2位』と話題となった。
彼女は翌日7月4日にブログ『すっぴんぶろぐ』で次のようなことを明かしている。「AKBのメンバーには今回のこと何も言っていませんでした」と彼女は書いている。その理由がまた泣かせるのだが「そんなことより彼女達は毎日忙しくて大変で…」と彼女はAKBメンバーを心配して、後から聞かれたら話そうくらいに考えていたのだ。
だが、渡辺志穂はそんな自分の考えを先読みするかのような出来事に驚いた。彼女は「朝、あっちゃんからメールが来てたのです」と感動したことを書いている。こちらから何も触れていないのにAKB1期生で同じ舞台に立った前田敦子が真っ先に連絡してくれたのだ。「世間ではトップアイドルだけど、私にとっては昔と変わらず可愛い妹ちゃんです」と渡辺志穂は前田敦子に感謝していた。
この前日のブログで、渡辺志穂は2位という結果について「正直、悔しい気持ちもありますがとても満足しています」と受賞後の心境を綴った。また「総額1千万円以上のティアラとネックレス」を手にしたことも明かしている。その写真の笑顔には「とてもいい経験をさせて頂きました」という彼女の満足した気持ちが表れていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)