映画『お得な関係(原題:Friends with Benefits)』で共演した俳優のジャスティン・ティンバーレイク(30)に勧められて、女優ミラ・クニス(27)がアフガニスタン駐留の米海兵隊員スコット・ムーア三等軍曹とブラインドデートに行くことになったが、「それじゃあジャスティンもデートに誘っちゃえ」と別の女性海兵隊員が、ムーア三等軍曹の手法を真似てユーチューブにメッセージビデオを投稿した。ミラの手前、ジャスティンも断れないのではないだろうか? どうするジャスティン!?
ジャスティンを「誘った」女性海兵隊員は、バージニア州クワンティコの基地に勤務しているケルシー・デ・サンティス伍長といい、きりりとしたブロンド美人。彼女が12日に投稿したユーチューブビデオでは、海兵隊のロゴが胸に入った茶色のミリタリーTシャツに迷彩柄のズボン姿の彼女が、背景に彼女とお揃いの服を着た屈強な男性海兵隊員6人を腕組み姿でずらりと並べ、プレッシャーをかけるかのように、こう語る。
「ヘイ、ジャスティン、ミラにデートを勧めたんですって? 私はあなたをデートに招待したいの。11月12日にワシントンDCで開かれる、海兵隊設立記念日ダンスパーティに一緒に行って。もし行ってくれなかったら、私が言えることは、“Cry me a river”ってことね。だからお願い。」ビデオは簡潔さを好む軍人らしく、ポイントだけを伝えたったの15秒で終わっている。ジャスティンがブリトニー・スピアーズとの別れを歌ったと言われる楽曲のタイトル『Cry Me A River』を引用しているところを見ると、デ・サンティス伍長はジャスティンの大ファンのようだ。
ジャスティンは、新作映画『お得な関係(原題:Friends with Benefits)』のプロモーションのため、共演のミラと共に『Fox News』の取材を受けた時に、ムーア三等軍曹がアフガニスタンからユーチューブに投稿した19秒の「招待ビデオ」を見た。「聞いたかい? お国のために、君はこの誘いを引き受けるべきだよ。」とブラインドデートを勧め、ミラに承諾させたジャスティンだが、「あなたは行かないの?」と水を向けたミラに対しジャスティンは、「僕じゃなくて、彼らが呼びたいのは君だからね。」とやんわりとダンスパーティへの出席を断っていた。
デ・サンティス伍長は「ジャスティン・ティンバーレイクをケルシーと共に海兵隊ダンスパーティに連れ出そう」と題したフェイスブックの特別ページも立ち上げ、1万人を超える人が「いいね!」をクリックするなど支持を集めている。人々は「カモン、JT、このレディーをダンスパーティに連れて行ってあげて。」「Say Yes!!!」などとコメントを残している。何とデ・サンティス伍長は、クワンティコの海兵隊基地にある『海兵隊マーシャルアーツセンター(Martial Arts Center for Excellence )』に勤務する唯一の女性隊員なのだそうだ。ここはジャスティンがもし断ったら、彼女と仲間の男性海兵隊員達が、マーシャルアーツの技を駆使してただじゃおかないかもしれない!?
デ・サンティス伍長は13日、CNNのニュース番組『The Situation Room』に出演し、生放送で直接ジャスティンにデートの誘いの返事を迫った。自分の楽曲のタイトルにある通り、「What goes around comes all the way back around(因果は巡る)」とばかり、ミラに自分がブラインドデートを勧めたばかりに、自分の身にも火の粉が降り掛かって来て、ジャスティンもびっくりしているに違いない。しかし3月に女優ジェシカ・ビールと別れてから、いろいろとつまみ食いしているものの、目下シングルのジャスティン。万障繰り合わせてでもデ・サンティス伍長の誘いを男らしく、受けるべきであろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)