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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「付き人根性が出ちゃう」。堤真一が真田広之と共演できないワケ。

公開中の映画「プリンセス トヨトミ」に出演している俳優の堤真一がテレビ番組で下積み時代の苦労を語った。

堤真一(46)といえば、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)で数々の国内映画賞を獲得してその人気を不動のものにした。「容疑者Xの献身」や「SP」シリーズとその存在感ある演技で人気は高まる一方だ。来年は「ALWAYS 三丁目の夕日’64」も公開予定となっている。

5月31日放送のテレビ「火曜サプライズ」(日テレ)に出演した堤真一は自身の下積み時代について語った。千葉真一主催のジャパンアクションクラブに所属した頃の堤が真田広之の付き人だったことはあまり知られていない。彼は真田広之のカバンを持ち、いろいろな身の回りの世話をした。「ホテルの販売機で広之さんのお気に入りの缶ジュースを買ってクーラーボックスに詰めて持っていた」と堤はその様子を話す。真田広之が欲しくなるとすぐに手渡せるように気配りしたのだ。だがそれほど努力しても『切れられた』ことが何度かあるらしい。

MCのウエンツ瑛士が「でも、今は舞台とかで真田さんと共演することもあるでしょう?」と尋ねると堤は顔をこわばらせた。彼は「とんでもない! 広之さんとなんか絶対無理!」と首を振って否定した。今でも真田広之の前に出ると緊張して顔は引きつり、声も上擦るというのだ。真田広之の前では自然と「付き人根性がでちゃう」と堤はしみじみと語った。

そんな下積み時代の堤が初めて映画に出演したのが21歳の時で「犬死にせしもの」にチンピラ役で出演した。ほとんど前面に出ることは無く、彼の記憶ではセリフはひと言だけあったそうだが「上映されたらカットされていた」と言う。今では日本を代表する俳優となった堤真一もやはりそうした苦労をして力をつけたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)