元SMAP森且行と共演していた頃を思い出した中居正広が、テレビ「SMAP×SMAP」で感傷的な表情を見せた。
現在は日本のオートレース選手として活躍する森且行は元SMAPメンバーであり、1996年5月でオートレーサーの夢を叶える為に脱退している。脱退してしばらくはジャニーズ関係者では彼の話題はタブーという空気が流れていたのだ。今も当時のSMAPのビデオ映像では彼の姿が映らないように編集されている。
しかし、ここ数年の間にずいぶん様子も変わりSMAPメンバーがテレビ番組で彼の話題を口にすることも増えている。5月には川口オートレースの「オールスターオートレース」のキャンペーン用として森且行の巨大ポスターが街頭に張り出されて話題となった。こうした周囲の変化もあったからだろう、6月6日放送の「SMAP×SMAP」の中で中居正広が森且行との思い出を口にしたのだ。
ゲスト西田敏行を迎えてのコーナー『西田敏行 VS SMAP 一番早く泣けるのは誰だ?』について中居が「今日は、用意スタートで誰が一番最初に泣くことが出来るのか?」と説明すると「昔、SMAPでやってましたね」とポツリと言ったのだ。するとそれに反応して草なぎ剛が「涙のSMAP…」と返したのである。中居は「涙のSMAP…。あの時は森くんが一番早かった」としばし、当時を思い出す表情を見せると「やべぇ、泣きそう」と感傷を笑いでごまかしたのだ。観覧客は一緒に笑っていたが西田敏行はどう反応したものか戸惑っており、隣では草なぎ剛がポーカーフェイスを作っていたのが印象的だった。
コーナーは西田敏行が主演する映画「星守る犬」(6月11日公開)の番宣を見ながら行われて西田が圧倒的有利と思われたが、温水洋一のシーンが流れて西田は泣けず。結果、現在やっている舞台の「兄弟の別れる場面を思い浮かべた」という稲垣吾郎が涙を一粒流して勝利した。中居正広の脳裏には『森くんだったらもっと早かったかも』という思いがよぎっただろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)