エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】福島産「キュウリばー」とは? Aqua Timezが「結束×がんばっぺ! 福島シリーズ」で地元から名産品を紹介。

ロックバンドのAqua Timezが読売ジャイアンツによる『結束×がんばっぺ!福島シリーズ』で6月28日のセレモニーで演奏した。メンバーの2人が福島出身の彼らは、ブログで久しぶりに味わった名産品「キュウリばー」を紹介している。

Aqua Timezの楽曲「虹」は、震災後に“元気が出る曲”として支持されており、学校の部活動でも合唱曲にアレンジされ歌われている。バンドメンバーの大介(ギター)は警戒区域の富岡町、OKP-STAR(ベース)はいわき市の出身ということもあり、今回の『結束×がんばっぺ!福島シリーズ』セレモニーでの演奏はいろいろな想いが込められたであろう。昨年の全日本合唱コンクールで日本一となった福島県立安積高等学校合唱団とコラボしたのはもちろん「虹」だった。

岐阜県出身の太志が「Aqua Timezオフィシャルブログ『流るる風の跡を』」で演奏後に福島で過ごした様子を綴っている。冒頭の「意味深い日々です」という言葉にはもちろんセレモニーで福島の地で福島の人々と演奏したことも含まれるだろう。そしてメンバーOKP-STARのご両親にも久しぶりに会うことができ、大介が兄や同級生に会えたことを喜んでいた。

そんな太志たちに福島出身のOKP-STARが買ってきてくれて、メンバー全員で味わったのが『キュウリばー』だった。「即席のお茶漬けにしてまるごと1本いただいた」という太志は、初めてではなく久々に食べたようだ。この『キュウリばー』の写真も掲載されているのだが、袋に1本のキュウリが入っており「福島県産『キュウリ棒ー(ばー)』全農福島」と印刷された商品なのだ。この『キュウリ棒ー』、写真を見る限りではヘタの部分を取り除いているがほぼ丸ごと1本の新鮮なキュウリなのである。

太志流の「即席のお茶漬け」の食べ方はこうである。「キュウリばーをがぶっとして、ごはんをぱくっとして即座に緑茶」これで口の中でそれぞれのハーモニーが楽しめるそうだ。ネットショップでも被災地を応援しようと福島を含めた東北の農産物の利用が増えている。『キュウリ棒ー』としては見当たらなかったが福島産のキュウリはネット販売でも手に入るようだ。「即席のお茶漬け」を楽しむならばできれば福島産のキュウリを試してみてはいかだだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)