19日、台北市の区役所で男の子が、シュレッダーに指を巻き込まれる事故が起きた。シュレッダーごと病院へ運ばれ治療を受けた男の子。右手の4本の指を骨折していたにもかかわらず、泣くこともなく静かに治療を受けたというから驚きだ。

この日、古い書類を処分するため休日出勤した父親と一緒に文山区の戸政事務所へ来た8歳の男の子。事務所の隅にあったシュレッダーに、男の子は好奇心から手を伸ばした。傍には母親もいたが間に合わず、悲しい事故が発生してしまったという。

父親がすぐにコンセントを抜いて電源を切ったが、男の子の手は抜けず、シュレッダーごと病院へ運ばれた。男の子は右手の親指以外の4本の指を第一関節まで骨折していたが、90パーセントは回復の見込みがあるという。

トゲが刺さっただけでも痛い指先。その骨折に男の子は泣くこともなく治療を受けたという。心の痛みに泣きそうだったのは両親に違いない。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）