エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「あのひと言で今がある」。歌手ナオト・インティライミを成功に導いたのは浜田雅功だった!?

ナオト・インティライミ(31)は昨年12月に日本武道館でワンマンライブを成功させた。メジャーデビューから8か月でアーティストの憧れ武道館に立ったのは『史上最速』と話題となった。そんなナオトが歌手デビューする前に芸人の浜田雅功に相談していたことを明かした。

実はまだ大学生時代にナオト・インティライミは『なおと』としてデビューしているのだ。2001年にSONY RECORDSから出した「Growing up!!」が彼のデビューシングルといえるだろう。
しかし、彼もミュージシャンとしてやっていくことに不安を感じて迷った時期もあった。そんな彼が悩みを打明けたのがお笑いコンビ、ダウンタウンの浜田雅功だったのである。
5月16日に放送された「HEY!HEY!HEY!」の中で当時21歳のナオトがテレビ番組「人気者でいこう!」に出演した時のシーンが紹介された。
2000年11月放送分の企画で、観覧車に浜田雅功と相談依頼者が2人きりで乗り1周する15分間で悩みを相談するというものである。

ナオトは「ミュージシャンになりたいんですけど…」と言葉少なに言うとギターをかき鳴らして熱唱しだした。ビートのきいたリズムで1曲終わるとすぐに次の曲を歌い、彼は相談することはなく歌い続けたのである。
やがて観覧車が1周して15分が経過した。最後の曲を歌い終わるとナオトは「どうですか?」とようやく相談したのだ。
少し外を眺めるような視線で浜田雅功は「ええんちゃうか?」とひと言だけ答えたのだった。
スタジオでそのビデオを見たナオト・インティライミは「あのひと言があったから今もこうして歌っている」と話した。

実はナオトはこの時の浜田雅功との出会い以前に、彼の人生を決めるきっかけとなる人物と出会っているのだ。
それは高校1年生の時の担任の先生である。これはナオト・インティライミが5月11日のラジオ「ニチイEveryday Thanks」に出演した時に明かしたエピソードだ。
担任との二者面談の場で彼は「ミュージシャンになりたいけど無理ですよね~」と切り出した。まだ高校1年生の彼にとってミュージシャンは漠然とした夢だったのだろう。
するとその先生が「どれだけ高く見える壁でも、目の前に行ったら自動ドアかもしれないやんけ!」と真剣に答えてくれたのだ。
芸能界を目指す子どもに「思うほど甘い世界ではない」と言い聞かせる先生や親はいても「やってみろ」と言ってくれる人は少ないものだ。ナオトは先生の言葉でミュージシャンになる夢を諦めずに進んでみる決心ができたという。

ナオト・インティライミは昨年、その恩師を武道館ライブに招待したそうだ。「先生はライブを見るまで信じていなかった」と彼は嬉しそうに話していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)