エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「キョンちゃんって呼んで」。観月ありさと小泉今日子の意外な関係。

歌手デビューして20周年を迎える観月ありさ(34)がアルバム『SpeciAlisa』をリリースした。同アルバムにはキョンキョンこと小泉今日子(45)も楽曲を提供しており話題となっている。観月ありさがラジオ番組で、その小泉今日子との意外な関係を明かした。

観月ありさは1980年、4歳の頃からすでにモデルとして業界に関わっている。そのため子どもながらもモデルとしての感覚で育ってきたのだ。14歳で歌手デビューした楽曲が『伝説の少女』。初主演映画が『超少女REIKO』というような“特別な少女”というイメージを持たれていた。
5月25日に放送されたラジオ「ニチイ Everyday Thanks」の中で、観月ありさはその頃に小泉今日子と知り合ったエピソードを語った。

中学生時代に観月ありさはモデルとして撮影時の表情などを指導された。「上から見下すような目線」をするように言われ、周囲からもそんなイメージをもたれて「ありさちゃんって笑うの?」と聞かれることもあった。
そんな観月ありさをテレビで見た当時の小泉今日子が「なに!? この子何なの?」と関心を示したのだ。観月ありさにその話が伝わり彼女は当時の人気歌番組「夜のヒットスタジオ」の小泉今日子の楽屋に会いに行ったのである。
当時まだ中学生の彼女は緊張して「寡黙な少年みたいになっていた」と話す。しかし、そこで小泉今日子に自宅の電話番号を渡せたことで、後に小泉今日子から電話があり2人のつきあいが始まったのだ。

観月ありさによると、小泉今日子はとにかく気取らず気軽に話してくれ、最初から人気アイドルとしての壁を感じさせなかったそうだ。
中学生の観月ありさに対して小泉今日子は「いいよ、いいよ、言葉遣いなんか気にしなくて」と言い、しかも「キョンちゃんって呼んで」と友人としての呼び方を許してくれたのである。

小泉今日子の性格は『細かいことは気にしない』タイプであり「気にせずやったらいいじゃん」と背中を押してくれるところがある。中学生で芸能人という観月ありさの立場を分かってくれる貴重な相談相手だった。
もちろん、今も2人の関係は続いておりアルバム『SpeciAlisa』の楽曲を依頼する人選でも、すぐに出てきたのが小泉今日子だったのである。

同アルバムで観月ありさが楽曲を依頼したのはDREAMS COME TRUEの2人やBONNIE PINK、綾小路翔(氣志團)、小室哲哉などアーティストが居並ぶ中で、元アイドルで女優の小泉今日子が入っているのはそうした関係からなのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)