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競馬に疎い人でもレース終盤、直線コースにかかり他の馬と競っている時などに、騎手が騎乗している馬にムチを入れる場面をテレビなどで見たことはあるだろう。「何でもかんでも、叩けば走るものではない。」というムチの叩き方は、結構奥深いのだ。
5月13日の『Oh!どや顔サミット』(テレビ朝日系)に人気ジョッキー後藤浩輝氏が登場し、「馬にはSとMがいます。」と述べた。競走馬といえども、ムチで叩かれるのが好きなタイプと嫌いなタイプがあるというのだ。
ではムチで叩かれるのが好きなタイプだと、叩かれれば早く走るのか―と考えるがそうではない。叩かれると気持ちが良くなり、スピードダウンしてしまうという。叩かれるのが嫌いな馬は、「一生懸命走れば、痛い思いはしない。」と学んでいるため、ムチを入れられると発奮して走るのだ。
叩かれるのが嫌いな馬を叩きすぎると、馬が戦意喪失するのでムチは入れたくない。しかし接戦になっているときムチを入れないと、「アイツ、手を抜いている。」と観客から非難されてしまう。そういう場合は、ムチが馬の体に当たる寸前に寸止めして叩くフリをしているそうだ。
ムチにも様々な種類があって、体に当たる部分がスポンジで巻いてあり叩く音は大きいが痛くないものや、1番痛いのは棒自体も重く叩く面が細い形状であった。合計5種類くらいあって、競走馬としてのキャリアも考慮しながら性格にあわせて選ぶそうだ。
最後にお決まりのようにゲストの八木真澄(サバンナ)がMCの浜田雅功(ダウンタウン)に、1番痛いムチでお尻を叩かれていた。快感どころではなく、本当に痛そうで気の毒であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)