人気モデルの道端アンジェリカ(25)がテレビ番組の中でモデル業を引退した過去とその苦悩を明かした。
道端アンジェリカは姉のカレン(31)、ジェシカ(26)と共に道端三姉妹と呼ばれ、日本を代表するモデルとして活躍する。
しかしその彼女も一時、モデル業に疑問を感じた事があったというのだ。4月24日に福岡のテレビ番組「ナイトシャッフル」(FBS)に出演した道端アンジェリカは次のような内容を明かした。
母親の富子さんから三姉妹は幼少の頃よりモデルとなるべく教育された。母は姉妹にそれぞれ別々に「あなたが一番よ!」と言って自信をつけさせたという。
そうやって育ったアンジェリカは12歳でモデルデビューした。すでにモデルだった姉のカレンが所属する事務所から誘われたのだ。
しかし、やがてアンジェリカはモデルの仕事に不満を持つようになる。中学生の友人たちが楽しく過ごす中で自分だけが不自由だと感じ始めたのである。
その頃の彼女は「修学旅行もいけない。プールの授業も受けられない」というような日々を送った。プールや海で日焼けする事は禁じられていたのだ。「今と違ってあの頃のモデルは凄く厳しかった」とアンジェリカは当時を語る。
そして彼女は母親の反対を押し切り、中学を卒業すると同時にモデル界を引退するのだ。高校時代は「ギャル街道をばく進しましたね」と彼女は3年間は勝手気ままに過ごしたと話した。
当時はヤマンバファッションが終わる頃でまだガングロ日焼けの時代だ。彼女はモデルの時にできなかった反動か「とりあえずめっちゃ日焼けした」という。
母親はそんな彼女をとがめずに好きにさせてくれた。それ故にアンジェリカも気の済むまでやりたい事をできたのが良かったのだろう。彼女は18歳でモデル界に再デビューしたのだ。
三姉妹でその頃の思い出話をすると「アンジェリカだけだね。自分に素直に生きていたのは」と姉達も言ってくれる。そして母、富子さんも「幸せだったのならそれでよかった」と勝手にモデルを引退したアンジェリカを理解してくれるのだった。
モデルの英才教育を受けて、セレブな生活を送ってきたイメージの道端アンジェリカにもそんな苦悩した時代があったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)