身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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「食は広東にあり」といわれる中国の広東。「脚のあるものは机以外食う」とまでいわれるほど多様な料理で知られている。そんな広東一帯には「胎盤を食べてアンチエイジング」という美容法が伝わっており、公立病院で「新鮮な胎盤」が公然と売られているという。
「新鮮な胎盤が買える」とうわさされるのは広州赤十字会病院。客のフリをして訪れた現地の記者が清掃員に声をかけたところ、すぐに産科へ連れて行かれた。
胎盤はひとつ20元(約250円)。記者が代金を払うと、まもなく黒いビニール袋に入れられた胎盤が手渡された。袋には産婦の名前も書かれていたという。看護師に尋ねてみると「赤肉、クコ、紅ナツメ、桂圓と一緒に1時間ほど煮る」のだそうだ。
確かに広東ではヒトの胎盤が健康食材として用いられているようである。アンチエイジング、美顔効果があるといわれ、広州の民衆によれば、看護師が一度にいくつも買っている姿も見かけたという。
これまで公の秘密とされていた胎盤の販売。発覚後は病院や衛生機関が調査を進めていくとしている。万が一胎盤に感染症がないとも限らない。それほどのリスクを冒してまで食べるほどの効果があったのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)