エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「え! 入ってないの? 」。芸人も知らないレアな保険。すい炎のチュートリアル福田を救った「上方芸能保険」とは?

急性すい炎から復帰したチュートリアルの福田充徳が激ヤセしていたことで心配する声も多い。福田はテレビ番組で急性すい炎の痛さについて語ったが、彼が痩せたのも納得がいくような苦しみだったようだ。

お笑いコンビ、チュートリアルは年末から新年にかけて活躍していたが、突然、福田充徳が急性すい炎で入院したと報道された。彼は1月10日から入院して2月24日に復帰したが別人のように痩せ細っていたのだ。
頬がこけるというよりも頭の大きさが一回り小さくなった感じで全身も縮んでしまった印象さえ受けた。
3月30日に放送されたテレビ「ギブアップ嬢」の最終回に出演した福田充徳は、その急性すい炎との闘いを語ったのだ。

急性すい炎の痛みは突然やってくるようだ。彼は「最初はとにかく、お腹が痛くて!痛くて!」と左の肋骨の下辺りを指してみせた。その痛みが尋常ではないらしく「キリで刺された痛さがず~っと続く」というのである。
福田は「35歳のおっさんが『痛い』とか言いたくない」とも考えたがそんな自制心は意味が無かった。病院に行くまでの間もずっと「痛い痛い痛い痛い…」と叫び続けたのである。叫びすぎて自分の声が調節できず、彼は病院で「お名前は」と聞かれるとそのテンションで「福田福田福田…」と答え、「保険証は?」と聞かれて「忘れた忘れた忘れた」と答えるほどだった。
それほどの痛みから解放されるまで福田は3週間の入院と約4週間にわたる自宅療養を続けた。食事療法は必須であり、その成果が復帰後の激ヤセなのだ。

MCの女芸人達から「療養中のギャラはあったのか?」と問われると福田は「全く入らへんな!」と言い切った。彼の場合は他の芸人のように書籍出版や着ボイスなどの収入も一切なかったのだ。しかも3週間入院した費用もかかっており「保険とか入っていたのか?」と女芸人達も心配した。
福田は「上方芸能保険に入ってるよ」とごく自然に答えたが、彼女らは全員がその保険に関して初耳だったのである。
「おまえら上方芸能保険入ってないんけ!?」と福田が逆にびっくりすることとなった。彼によるとこの保険は芸人しか入ることができずにしかも先輩芸人の推薦が必要だという。福田は「バッファロー吾郎の木村さんから推薦してもらった」と話した。

実は共演していたロンブーの田村亮はこの「上方芸能保険」を知らなかったのだ。福田に自分の方が先輩だけど推薦してくれないかと頼んでいたが「もう無理でしょう」、「金髪はダメじゃないかな」と断られた。福田の話ではこの保険は人気が出る前の芸人を救済する意味があるらしいのだ。
福田はこの後、相方の徳井義実とのギャラの差について『リアルに俺の倍はあると思う』と話している。今では人気芸人とはいえ今回の入院で福田は「上方芸能保険」にずいぶん助けられたはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)