芸能人にとってファンが熱意を表現してくれることは嬉しいものだ。サインや握手を求めたり声援を贈るなど表現方法は様々だが、ロック歌手大友康平が体験したファンの行動はあまり聞いたことの無いものだった。
ロックバンドHOUND DOGのボーカルとして活躍を続ける大友康平(55)は大学生の頃から活動しており根強いファンも多い。その彼が4月11日にテレビ「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにゲスト出演した。彼はこれまでの活動で『印象に残ったファン』について尋ねられてこんなエピソードを明かしたのだ。
ある日彼が飛行機に乗って一番前の座席に座った。その位置はちょうど対面するようにキャビンアテンダントが座るシートがあるところだった。彼の目の前にいたキャビンアテンダントが「ずっとファンだったんです。この仕事をすればいつかお会いできると思っていました」と握手を求めてきたのである。
彼女は、大友康平のファンが高じて、彼に会えることを夢見てキャビンアテンダントへの道へ進んだと言うのである。大友はそれを知って最敬礼して彼女に感動を表したという。
また、ある時はまだ未成年の女性ファンが彼の後に付いて来るので「だめだ! 大人は今からこの店に入るんだから!」と高級クラブに入る際に追い返したことがある。数年後に彼がその店を訪れると、その時のファンの女性が成人してそのクラブでホステスをやっていた。彼女も大友に会えるだろうとその道を選んだひとりだったのだ。
つい先日はKinKi Kidsの堂本剛が同番組でファンの女性が彼を見かけると「無言でお辞儀したり、手を合わせる」場面が増えたと語っていた。これはこれであまり例を見ないファンの行動ではある。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)