エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】IKKOがグアムのイベント中止から1か月。「生まれ故郷」福岡で震災被災者支援コンサート。

美のカリスマとして人気のIKKOが地元福岡県福智町でトークと歌によるコンサートを開催することが西日本新聞(2011年4月14日付)で掲載された。

IKKOは3月12日にグアムにあるショッピングスポット「DFSギャラリア・グアム」でトークショー『美の女神よりキレイを伝授~こんな美人顔になっちゃった!~』を予定していた。
しかし前日に震災が発生して多くの犠牲者が出たことから「華やかなステージに立つことはできない」と急遽中止している。グアム総合情報サイトによるとそれでも会場には多くの観客が集まったという。
IKKOはノーメイクに黒い服装で登場して中止のお詫びと被災地への言葉を涙ながらに話したのだ。

その日から1か月が経過してIKKOは「生まれ故郷で私ができることをしたい」とコンサート計画を発案した。美容家でタレントとしても活躍するIKKOは何かができる時機を感じ取ったようだ。
コンサートではトークショーと「好きになった人」(都はるみ)や、「どうにもとまらない」(山本リンダ)の歌を得意のダンスをまじえて披露する。
4月15日18時から福岡県福智町伊方の地域交流センターで開催し、入場料1000円で収益は全額、義援金として日本赤十字社を通して被災地へ届ける。

以前、台風でトークショーを中止したIKKOのドキュメントを見たがファンも最後まで諦めずに待ち、IKKOもおよそ半日遅れで現地に到着して残ったファンに涙を流して詫びていたことを思い出す。
グアムでのイベント中止は適切な判断だと思うが、イベントに入れ込むIKKOの胸中は複雑だったはずだ。被災地への支援の為にまずは生まれ故郷から動き出すという発想もIKKOらしい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)