映画『ハリポタ』シリーズのハーマイオニー役を卒業し、マルチに活躍中の女優のエマ・ワトソンが21歳の誕生日を迎え、ファンへのメッセージビデオをネット公開したが、そのビデオ中でのスタイルが「ダサい」「老けてる」と不評だ。
エマは15日、自身の公式ウェブサイトに「Emma’s 21st birthday message」としてファンに宛てたビデオメッセージを掲載した。しかし、英『デイリー・メール』紙などでは、その際のエマのスタイルが「老けて見えてダサい。」と一刀両断にけなしている。
なぜかモノクロのビデオ。ハリポタ卒業を記念して切ったベリーショートの髪にあてたふわふわカールは、「彼女の小柄なフィーチャーに合わない、中年女性ぽいヘア」。黒いVネックのトップスに、アートっぽいネックレスをつけた姿は、「特徴がなく、彼女のスタイル全体を助けないもの」と、けちょんけちょんだ。
確かにいつものシャープなものではなく、どこか野暮ったいスタイルなものの、誕生日にカードやプレゼントを贈ってくれたファンへの感謝の気持ちを、「あなた達ファンには本当に驚かされるわ! 支援をいつもありがとう。」と伝えたエマ。その他にも、このほど仏ブランド「ランコム」の広告塔に選ばれたことや、スティーヴン・チョボウスキーのベストセラー小説『ウォールフラワー』の映画化作品への出演で「アメリカ英語での台詞に取り組んでいる」ことなどを語った。「ランコム」は、過去にジュリア・ロバーツ、ペネロペ・クルス、ケイト・ウィンスレットやアン・ハサウェイなどの大物女優らが広告塔を務めており、エマも彼女らの仲間入りを果たしたことになる。
「今年は、思っていた以上にビッグな年になってきたわ。(中略)私も21歳よ! クレージー、クレージーよね。」と節目となる年齢を迎えて意気揚々のエマ。米名門のブラウン大学も一時休学したことであるし、7月に公開される『ハリポタ』シリーズの最終作のプロモーションに、また得意のファッションプロデュース業にと、今年は思う存分マルチな活躍を見せてくれることだろう。しかし、来年のバースデーにはもう少しシャープなスタイリングでビデオ撮りし、「老けてる」なんて不名誉な評判が出ないようにしてほしいものである。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)