ロサンジェルスで28日午後、デヴィッド・ベッカムがCM撮影の現場にバイクでやって来た。別にどうってことはないと思われるこの写真だが、実は「LAギャラクシー」は選手にバイクを禁じている。これ、リッパな契約違反じゃないの?
ほとんどのプロのスポーツ選手が、所属チームによりバイクを禁じられている米国。バイク事故=負傷あるいは死亡であり、チームとしても損失甚だしいためだ。
2007年に、スペインの「レアル・マドリード」から「ロサンジェルス・ギャラクシー」に、約300億円で5年間という契約で移籍して来たベッカム。「ギャラクシー」は選手の健康や安全の管理に大変厳しいチームであり、当然ベッカムもバイク禁止といった文言を含む書類にサインしていたはずだ。
今年が最終シーズンというわけで、これまで締めていたタガが緩んでしまったか。来てくれたはいいが、ロクに貢献していないとLAのサッカーファンがブーブー言っていた中、昨年は左アキレス腱断裂という致命的な負傷もあった。ここで掟破りのバイク乗りとあっては、違約金つきの解雇とか?
ちなみに、この様子をパパラッチがかなり遠方から捉えていることに気付いたボディーガードは、(すでに遅いが)ものすごい形相で撮影をやめろと怒鳴っていた。やはり何かマズイことでもあったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)