エンタがビタミン

writer : maki

「かかって来いバカタレ」。余震と闘う、とーやま校長(グランジ遠山)の本音にコメント殺到。

お笑いトリオ、グランジの遠山大輔がブログから余震で眠れぬ日々の様子を報告した。『叫び』ともいえるその内容にファンを中心にコメントが多数寄せられている。

遠山大輔は最近ではお笑い芸人としてよりもFM番組「SCHOOL OF LOCK!」のとーやま校長として広く知られる。彼が3月14日のブログ「グランジ遠山の『ひらぎし』」で東日本大震災の余震について思いを綴っている。
東京都に住む彼は余震でゆっくりと眠れない夜が続くようだ。「結構寝たなと思って時計見ると1時間30分しか経っていない」という繰り返しではストレスも溜まるだろう。
だが、体が生きようとして余震に備えていると感じた彼は「かかってこいバカタレが」と余震(とそんな状況)に叫んでいた。
そして読者へ向けて「みんなは大丈夫なのかい!」と呼びかけたところ多くのコメントが寄せられたのだ。

そこには「ぶるぶる震えながら余裕かましてます」、「わたしも全然眠れない!」といったやはり余震に関するものが多く、中には新潟や宮城、福島から書き込みもあった。
やっと電気が復旧したという仙台市の読者は「生きています! 生きてご飯たべて片付けしてます!」と伝え『余震も怖いが家族や友人が無事なだけで幸せ』と書いている。
「やれることをやります! 早くお笑いを見て笑いたいです!」というその声からは被災地の辛さが伝わってきた。
茨城の読者は「茨城助けてください。ローカル局なくて、給水、炊き出しの情報が流れないみたい。死角になってガソリンも水も食糧もないそうです」と現状を訴えている。

また、「節電を頑張る」というコメントも多いが「計画停電やってやろーじゃん!」という声と共に『パチンコ店やカラオケの灯りや大音量に対して怒りを感じる』との声もあり考えさせられた。

震災後の不安な日々を過ごす多くの読者が、遠山大輔のブログや「SCHOOL OF LOCK!」の放送を楽しみにしており「勇気付けられる」と書き込んでいる。
先日「FNNスーパーニュース」で被災地から実況中継した安藤優子キャスターが「被災地においてはラジオの力が大きい」とコメントしていたが、被災地に限らず震災後の心のよりどころとしてブログやラジオの役割の大きさを感じさせられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)