日本でもパチンコに夢中になった親が子供を車に放置したままにする事件が後を絶たないが、同様の事件がスペインでも発生してしまった。

マドリード郊外にある売春宿をなぜか8歳の息子と訪れた39歳の男。だが売春宿に『滞在』したのは自分だけで、息子は車に1人で残したままにしていた。
当時の気温は約3度であり、車の中で待ち続けていた息子も寒さに震えていたのだが、そこを偶然通りがかったジョギング中の男性によって発見された。
その際息子は男性に、「お父さんは『5分経ったら戻ってくる』と言って出ていった」と話したという。

その後父親は、男性から通報を受けた警察によって探し出され、売春宿の近くで逮捕された。
この父親、息子には「5分経ったら」と言っていたが、実際は『お楽しみ』のために1時間以上も息子を車内に放置していたのだ。

大事に至らなかったのは何よりではあるが、父親に車内に放置され、挙げ句の果てにその父親が逮捕されてしまった息子の心情はいかばかりであろうか。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）