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東京電力福島第一原発の危険な状態が続く中、各地でさまざまな噂が流れている。香港及び中国においては、“食塩に抗放射能効果あり”という噂が流れ、香港のあちこちで食塩が売り切れる現象が起きている。
東北関東大震災発生後、香港ではまず日本の粉ミルクの買占めが起きた。続いて鶏がらスープの素が無くなり、今度は食塩だ。既に多くのスーパーマーケットから食塩が姿を消し、伝統的な市場でも買占めが起きているという。
買占められた食塩は、噂が盛んに流れる中国へ運ばれ、高く売られることになると思われる。
震災直後、大混乱の中でも並んで買い物をするなど、被災者たちのモラルと秩序に世界が感嘆した。しかし、今、日本では、心無い買占めのために被災地へ物資、ガソリン、灯油などが届かず、極寒の中、死亡する人も出ている。弱みに付け込んで、電池を高額で売る者もいる。
テレビやネット、メールなどに情報があふれている。冷静な判断をと言われても難しい人もいるだろう。しかし、それでも自分の頭で考えなければならない。今、自分がするべきことはなにか。できることはなにか。優先されるべきことはなにか。それがなされなければどうなるのか。今、日本を救えるのは国民一人一人の意識なのである。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)