毎年、バレンタイン期間中、タイ南部トラン県では海中での結婚式が実施され、話題を集める。第15回目となる今年は、5組のカップルが海中での結婚式に参加して、愛を誓い合った。

2月11日から13日、トラン県では様々なバレンタイン行事が実施され、華やかな雰囲気が漂う。

市場では色とりどりのバラの花が売られ、多くの人々がそれを買い求める。女性が男性にチョコレートをプレゼントする日本とは違い、タイでは、男性が女性にバラの花束をプレゼントすることが一般的である。

さて、トラン県のバレンタイン行事の中で毎年、特に注目されるのが、トラン県クラダン島の沖合で行われる海中ウエディングである。

クラダン島付近の海水は、トラン県の中でもっとも透明度が高く美しいとされ、色とりどりの魚が泳ぐ、絶好のダイビングスポットである。そんな美しき海にて、カップルたちがダイビング姿で挙式をするのだ。

第15回目となる今年は2月12日に結婚式が実施され、タイ人カップル5組が水深10メートル地点にて結婚誓約書にサインをし、永遠の愛を誓い合った。カップルにとって非常に思い出深い挙式となったことであろう。

ちなみに、世界的にも有名なこの海中ウエディング。もちろん日本人も参加することができるので、一風変わった結婚式を挙げたい方は来年以降に、ぜひ。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）