「ロングバケーション」の脚本家として有名な北川悦吏子が、自身の難病についてブログ内で語っている。
「その時、ハートは盗まれた」「あすなろ白書」「君といた夏」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」他、多くのヒットドラマの脚本を手掛けてきた北川悦吏子が、「自分自身が難病と闘っていたこと」を新聞取材で語った。病名は公表していないが、何故今回その取材に応じたかを、2月17日の自身のブログ「今日のこと。」で明かしている。
北川はブログを始めた頃、手術の時期だった。だからこそ、病気のことを正直な思いでこのブログで残していきたかったという。また今回取材に応じた理由の一つとして「今、健康とは言い切れない、病気で苦しんでる人に、先が見えない…、もうイヤだという人に、ぜひあの記事を読んでほしかった。」と綴っている。北川も入院中、「病を克服した」「病気だけど頑張っている」という人達の記事に勇気づけられた。自分も難病と闘いながらも、今は何とか元気に活動をしている。現在病気と闘っている人たちに「少しでも元気になるということを信じてほしい」と伝えたいというのだ。
どのような病気も辛いのは確かである。北川は長い入院生活を経て、病気の辛さに大した差はないと感じたという。
彼女自身もう二度と復帰できないと思ったこともあったが、現在は元気に生活している。新聞取材の際、自分自身でメイクをした。少しでも元気できれいに見えるようにと想いを込め、病気で苦しむ多くの人たちに「勇気」や「元気になれる」という自信を持って欲しいと、今回の取材に臨んだ。
ブログの最後には「元気になりますよ! がんばりましょう!」と締めくくっているが、シンプルなメッセージだからこそ北川の本気の想いが込められている気がする。現在もし病床でこの記事を読んでいる人がいたら、是非希望を忘れないで欲しい。この記事が勇気や希望の繋ぎになってくれればと私自身強く願っている。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)