エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】さんまが人生でやり残した事。

お笑いBIG3の1人とされる明石家さんまがテレビ番組で「人生でやり残した事がある」と明かした。

55歳となる今も、明石家さんまはバラエティ番組中心に毎日のようにメディアに登場している。
私生活でも女優大竹しのぶとの結婚と離婚を経験。長女いまるはIMALUとして芸能界で活躍している。
公私共にめまぐるしい毎日を送ってきたであろうそのさんまが未だにやり残したことがあるというのだ。
12月22日の「ライオンのごきげんよう」の中で彼はそれを明かしたのである。

明石家さんまは「人生でやり残した事をひとつずつやって行きたい歳になった」と語った。その中のひとつが「自分の釣ったブリでブリ大根を作る」ことだと言うのだ。
司会の小堺一機はじめゲストの久本雅美らはさんま特有のギャグかと思い吹き出したがそうでもないらしい。
さんまは真剣な顔で「(笑ってるけど)これが僕には大きな夢なのよ」と力説したのである。

さんまはその夢を達成させようとした時のエピソードを語った。彼の夢を聞いてフジテレビが企画を立てて漁師さんに舟を出してもらう事になったのだ。
ところが予定していた日が悪天候で波も荒かった。だが漁師の船長はさんまが別日に予定を組みなおすのは大変だろうと「大丈夫だから行こう」と舟を出したのである。
大きくうねる波で舟は上下に大揺れしてスタッフの1人は完全にダウン。しかし船長は気合で魚群探知機を使いブリを発見。さんまも船長とのやりとりで何度も振り向いているうちに酔って吐いてしまった。
なんとさんまは「人生で吐いたのは初めて」と言うのだ。思いもかけずにやり残した事を経験したのだった。

その時、苦しむさんまの釣竿に魚がかかり船長もスタッフも興奮した。必死に釣り糸を巻くさんまだったが凄かった引きが急に軽くなったのだ。「バレた」とがっくりするさんまだったがすぐに弱い引きを感じた。
さんまが釣り糸を引きあげるとブリではないが魚が掛かっていたのだ。漁師に聞くとそれは「ホウボウ」という魚だった。
さんまはブリの代わりに釣れたその魚のニックネームを調べてみると「海一のおしゃべりざかな」と呼ばれていることが分かったと言う。
しっかりとオチが着いた話だったが、さんまの夢は達成されなかったようだ。

さらに翌日の「ごきげんよう」にも出演したさんまに小堺一機が『他にやり残した事は何なのか』を尋ねた。
さんまは「女の子と自転車の二人乗りをしたことがないのでやってみたい」と話したのである。それを聞いたとたんにゲストの千紗(GIRL NEXT DOOR)が「いやーーもったいないです!それは絶対したほうがいいです」飛び上がって叫んだのだ。
自分の夢を理解してくれる者がいてさんまも嬉しかったようだ。その二人乗りのやり方も千紗とさんまの意見は一致しており『女の子が後ろに立って乗り、肩に手を回す乗り方』が良いらしい。
小堺が「それならば千紗と二人乗りをしてもらえばいいのでは?」と提案したがさんまは「あれは恋人としかあかんのよ」とこだわったのである。
おそらく、さんまと千紗が交際することはないので、この夢もすぐには実現しないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)