映画「ノルウェイの森」に続き「GANTZ」でも主演して勢いがとまらない俳優の松山ケンイチが「西日本新聞朝刊(2010/12/19付)」のインタービューに答えた。彼はその中で「役者一本とは考えてない」と今後のことに触れた内容の発言をしているのだ。
映画「デスノート」のL役、「デトロイト・メタル・シティ」など松山ケンイチは様々なカラーの主人公を演じており、昨年の「ノルウェイの森」ではこれまで映画化は不可能と言われた内容の主演をこなして話題となったのだ。
そしてさらに「GANTZ」(2011年新春公開予定)では二宮和也とのW主演で、SF漫画の映画化というこれまでとはまた違ったストーリーに挑戦している。
彼は映画だけでなく、ドラマでも「セクシーボイスアンドロボ」や「銭ゲバ」などで個性的な主役を次々とこなしており、まさに『役者』といえる活動を見せてきたのだ。
ところがその松山ケンイチが将来的には役者にこだわらないというのである。今は農業に関心があるという松山は現在、農業について勉強しており、すでに実行に移しているのだ。彼は農業を通して役者とは違った角度から社会と関わってみたいと考えているようだ。
もっとも役者をやめるということではなく『役者は時間的に余裕が作れる。広い視野を持つことができる』という自らの環境を活用して農業などにも取り組みたいということらしい。
松山ケンイチは昨年12月に放送された「お試しかっ!」の「帰れま10」で芸人たちと居酒屋「土間土間」の人気メニューを当てる企画に参戦した。
その時彼は、事前に「土間土間」を訪れて下調べをして人気メニューを研究していたのだ。その彼のメモにより実際に人気メニューが当たったから芸人たちも驚いたのである。
このように、松山ケンイチは役者のみでなく『広い視野で考え、様々なことにチャレンジしたい』という気持ちを常に持っているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)