イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】カニエ・ウェスト 「演奏はキャンセルだ! 」 不当なインタビューに激怒

ラップをきざむ彼の口は、災いも運んできてくれるらしい。ラッパーのカニエ・ウェストが、突然コンサートをキャンセルすることを明らかにした。キャンセルの原因は、先日出演したインタビュー番組で不快な扱いを受けたからと言うもの。しかし彼の番組での乱暴な言葉遣いは、それ以上に自らの印象を悪くしてしまった。

「あの番組での演奏はしないよ」

カニエは、Twitterで怒りをぶちまけた。カニエの主張によれば、先日放送されたインタビュー番組で、彼はハメられたのだという。以前に発言したブッシュ大統領への批判についてコメントをもとめられたカニエ。しかし問題は、番組の背景に、かつてのMTV問題発言騒動の映像が流れた際に起きた。

「よおっ! 俺が話してる最中にこんな映像流して、どうしろっていうんだい?」

思わずインタビュー番組らしからぬ言葉を発するカニエ。番組中での、この映像演出が、彼にとってエラく気にいらなかったようだ。カニエは、印象を悪く見せる操作だとして機嫌を損ねてしまったのである。

このため、彼はこの番組を放送したテレビ局が26日に予定していたコンサートへの出演をキャンセルする意思を明らかにした。いっぽうの番組司会者は、後日これは一般的な番組の演出方法であるとコメントしている。

そもそも、この話のきっかけは、2005年のハリケーン・カトリーナで大きな災害がもたらされた際に遡る。カニエはこの時に、「ブッシュ大統領は黒人のことを何も考えていない」と発言し、大きな物議を醸した。いっぽうのブッシュ大統領も、この時を就任中において一番不快な出来事だったと振り返っている。

そして、あれから5年後―かつての発言について、コメントをもとめられたカニエ。たびたび自らの発言で騒動となった反省は多少なりともあるのだろう。専属のメディア・アドバイザーをつけ、受け答えの訓練を受けるなど、準備を整えて番組に出演したのである。

当初はしおらしく受け応えをするカニエではあったが、番組の後半で準備は全て無駄になってしまった。なお、この失敗を受けて、専属のメディア・アドバイザーも辞めることを明らかにしている。

さて、このようにセレブの発する言葉の中に、アメリカにおける人種問題の一端を垣間見るときがある。しかし彼の場合はそれ以上に、過去の発言がブーメランになってしまった。カニエは、また新しいメディア・アドバイザーを探す必要がありそうだ。まさに、「口は禍のもと」である。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)