エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ダメなら援助交際する」。真木よう子が女優の道を目指して決意したこと。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」、映画「SP 野望篇」そして来年公開予定の映画「源氏物語」への出演と真木よう子の勢いが止まらない状態だ。現在28歳の彼女が女優になろうと考えたのは小学校2年生の時だという。そして中学校を卒業する時についに彼女はある行動をとったのだ。

10月28日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演した真木よう子は、司会の石橋貴明とのトークで女優になるまでのいきさつを話した。
彼女が小学校2年生の時、天才子役といわれた安達祐実が活躍していた。映画「REX 恐竜物語」で主演する安達祐実を見た時、真木よう子は女優になろうと決心したというのだ。以前、NHKの番組に出演した際に彼女は小学校の時点で「勉強が嫌いなのに高校まで進んで勉強するのは意味がないと考えていた」と話していた。小学生ですでに具体的な将来をイメージしていたのである。
やがて中学校を卒業する頃になり、彼女は親に女優になる夢を実現するために『無名塾』へ入りたいと告げた。すると父親が猛反対したのだが、彼女はそれに対して「無名塾に入れないなら援助交際する」といって押し切ったのだ。

そうして無名塾へ入り、女優の道を歩き始めた真木よう子だが無名塾を主宰する仲代達矢とケンカして辞めてしまう。その後数年は写真集を出したり、ドラマ、映画に出演を続けて経験を積んでいく。そして2007年にドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」でハードなアクションシーンをこなして話題となり、知名度を上げたのだ。
彼女の魅力の秘密は父親へのひと言や、仲代達矢に口ごたえするような『男前』なところにあるのではないか。
とんねるずの同番組で共演した岡田准一は映画「SP 野望篇」で撮影時の真木よう子のエピソードを語った。
映画ではテロのシーンに多数のエキストラに出演してもらう。そのシーンの撮影後にはエキストラたちへお礼のあいさつをするのだ。岡田准一らは普通に「どうもありがとうございました」という内容のあいさつをしたのだが、真木よう子は違っていた。
彼女はマイクを持って立ったまま10秒間ほど沈黙してグッと感情を溜めてから「女のかっこいい時代つくりましょうヨロシク!」と言ったのである。

矢沢永吉か長渕剛かと思われるようなメッセージを口に出来る女性はそうはいないだろう。真木よう子にはそんな魅力があるのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)