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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】NON STYLE石田、中学のときのあだ名は「三色リコーダー」その切ないワケ。

10月21日放送の「アメトーーク!」、中学の時イケてないグループに属していた芸人特集のゴールデンSP完全版でNON STYLEの石田明が悲惨な中学校時代の思い出を暴露した。「三色リコーダー」というあだ名をつけられた理由が明らかになった。

4回目となる企画に初参加したNON STYLE石田は学ランにスパイクというスタイルで登場した。石田家は当時経済状態が厳しく、靴はスパイクか普通の靴か、どちらかしか買って貰えず、野球をやりたいがためにスパイクを日常的に履いていたのだという。彼の「三色リコーダー」という当時のあだ名にも、この経済状況が影響を及ぼしている。

前述のとおり貧乏であった石田は靴同様リコーダーを買って貰えず、ゴミ捨て場をあさることにした。だがリコーダーそのものはみつからず、それぞれ違うリコーダーの三つのパーツを組み立てて使うことにした。しかし、三つのパーツは色が違い、口に当てて吹く部分から、黒、白、茶という三色になってしまった。「三色リコーダー」の完成である。またこの三色リコーダー、合奏を披露するはずの文化祭当日、何者かに真ん中の白い部分をちくわにすり替えられ、石田は手拍子で参加するという悲劇をうむことになる。

そんな彼にも心ときめく出来事があった。バレンタインデーの出来事だ。

その日、校門を出た石田は女の子に呼び止められ、チョコケーキを渡され、一緒に帰ることになった。雨がふってたので、ケーキを渡した女子生徒は一旦学校に傘をとりに戻った。しかし、それは女子生徒をふくむ数名の生徒たちによって仕組まれたイタズラだった。しばらくすると、ケーキを入れた紙袋に入っていたドライアイスと雨が反応し、もうもうと煙を立て始めた。それを不審物と間違われ、石田は警察に連行されるはめになってしまったという。

大人にもなれず、かといって子どもでもない。誰しも大人と子どもの狭間で揺れ動く時期がある。そこで鮮やかな青春の日々を過ごす少年たちもいれば、“イケてない”毎日を送る少年たちも確かに存在するのである。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)