23日、中華医学発展研究会は『中国男性性福指数調査報告』を発表した。医療機関、インターネット及び街頭での調査により3万2652人分の回答が集まった。調査によれば、一ヶ月の性生活の回数は67パーセントの男性が2~5回、3パーセントの男性が1回以下と答えた。また、毎回の性生活に満足していると答えたのは僅か0.5パーセントで、性生活への満足度を100点満点で表してもらったところ70パーセントの男性が60点以下をつけ、80点以上をつけたのは1パーセントの男性だけだった。
また、調査の結果からは14パーセントの男性に勃起障害の疑いがあり、23パーセントの男性が程度の異なる前立腺炎を患っていることや、35パーセントの男性に尿路感染症、生殖器異常、不妊症などの病気があることがわかった。
しかし、口にしづらい病気とあってか、これらの病気が見られた回答者のうち、正規医療機関で治療を受けているのは33パーセントだけで、20パーセントは小さな診療所で、残りの47パーセントは自分で調べる、薬局で薬を買うなどの方法を取っているという。
就業情勢や経済環境の影響を受け、仕事が中国人男性の最大のストレスとなっている。47パーセントの男性が仕事に大きなストレスや緊張を感じると答え、ストレスはないと答えたのは僅か0.2パーセントだった。また、68パーセントの男性は普段、焦りや不眠、多夢症、無気力、疲れやすいなどの症状があるという。この数字からも仕事のストレスが健康に危害を及ぼすということがわかるだろう。
とはいえ、仕事にストレスはつきものである。問題は生まれたストレスをどう解消するかだが、ストレス解消に最適な運動についても、75パーセントの人が「時間がない」と回答しており、毎日8時間以上パソコンを使うと答えた人は65パーセントに達した。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)