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反日デモが相次いでいる中国。18日には湖北省武漢市で3日連続となるデモが発生し、ネット上では新たなデモの呼びかけも見られた。
BBC(英国放送協会)が報じたところでは、武漢市の大学では既に学生に対し、反日デモ活動への参加を禁止しているという。しかし、18日午後2時、千人を超える学生たちが武漢魯巷広場から出発、デモ行進を行った。
抗議者たちは中国国旗を掲げ、「日本製品ボイコット」などをスローガンに行進。途中参加する民衆もおり、店の前に看板を立て反日デモへの支持を示した店も見られた。また、行進の途中、抗議者が道端に停めてあった日本メーカー車をひっくり返す場面もあった。
現地では千人もの警官が警備にあたり、少なくとも7人の抗議者を逮捕、並びに学生たちを観光バスで学校まで送り届けたという。
今回の相次ぐ反日デモについて、中国問題に詳しいジャーナリストの宮崎正弘氏は“中国当局が反日を煽っている”と指摘する。自然発生的にできたデモにしては、主張や抗議内容があまりにも首尾一貫しているというのだ。更に、プラカード自体が検閲を受けている可能性もあるという。
これらは反日デモを隠れ蓑にした中国当局への暴動なのだと語る宮崎氏。確かに、千人のデモに対し、千人の警官を出動させ厳戒警備を行った本気度をみると、反日が反政府へと転換することを怖れたとする宮崎氏の説にも納得がいく。
しかし、本当に、反日デモが政府に対する不満のガス抜きとして利用されているなら、日本にとってこれほど迷惑なことはない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)