エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「できれば別に寝たい」甘えるのも甘えられるのもダメ。クールすぎる早乙女太一。

大衆演劇の役者である早乙女太一。子どもの頃から美しい女形姿で多くのファンを魅了し続けているが、その素顔はロックが好きな、普通にカッコいい18歳だった。だが、その口から発せられる超クールな言葉の数々に、女性たちは思わず悲鳴をあげた。

「甘えるのも、甘えられるのもダメ」。8月11日、「グータンヌーボ」のスタジオゲストとして登場した早乙女太一はずばり言った。手をつなぐのも好きではない、腕まくらもしない。恋人とも「できれば別に寝たい。寒いのが好きなんです」という太一。「人肌がいらない」ということらしい。では、愛し合ったあとは別々の部屋に行くのか、という松嶋尚美の指摘には「なんとか慣れるようにします」と笑った。

肩を抱いたりしないのかと聞かれて、「外ではあまりしない」。「映画を見ながら肩を抱くとかしないの」という質問には「なんで映画見ながらしなきゃならないんですか」と、突き放した。料理している時イチャイチャしないのか、と江角マキコと優香が実演してみせると「気持ち悪いっす」と言い放つ。綺麗な顔から次々と飛び出すクールな発言に、MCの女性たちが悲鳴をあげた。

「MAX甘えているときの太一はどんな感じか」と聞かれて、「触れた時点で甘えている。心を開いている」と答えた。彼を評価した松田美由紀によれば「すごく人見知りで無口。でも一度理解するとすごく信頼できる人」という彼である。番組中もずっと冷静でいるように見えたが、彼的にはとても楽しんでいたそうだ。感情表現の仕方は人それぞれ、なのである。

幼い頃から旅芝居を続けてきた太一。多感な時期にも、一か月で転校するという生活であった。だから恋をしてもすぐに遠距離恋愛になってしまう。甘えている暇もないそんな環境が、彼をクールにしたのかもしれない。

だが、恋愛はいつもベタベタするだけがいいというものではない。「クールな人が崩れる瞬間が好き」という太一は言うが、普段クールだからこそ引き立つ魅力もあるものだ。そう言う彼自身にも崩れる瞬間があるのではないだろうか。それはさぞや魅力的な姿であることだろう。彼をそんなふうにさせる人が、どこかにいるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)