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モーツァルトが弾いたと思われる、長い間行方不明になっていたピアノがドイツで発見された。専門家によると、このピアノがもし本物だとすれば、その価値はおよそ1億円以上にもなるという。
今回見付かった長い間行方不明になっていたというピアノは、1775年に造られたもので、1980年代にフランス東部の骨董商からドイツのピアノメーカーに売られたものだという。ピアノの所有者のMartin Beckerさんがこのピアノをオークションにかけようとした際、音楽歴史家が「もしかしたらモーツァルトがフランスのStrasbourgに滞在していた時に弾いたピアノかもしれない。」と気付いたという。
Beckerさんは、このピアノをeBay(オンラインオークションサイト)に出品するアイデアを思いついた事をラジオ局に語り、約400万円程で売れるのではないかと予想した。このピアノは、Christian Baumannにより造られた8つのフォルテピアノのうちの1つで、モーツァルトが弾いて行方不明になっていたピアノの可能性が高いという。また、モーツァルトはBaumannの造るピアノのファンだった事で知られている。
専門家は、このピアノにきちんとした系図があれば、1億円以上の価値がつくかもしれないと予想している。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)