恋多き女性として知られるキャメロン・ディアス。ところが、キャメロンは、ネットで思ってもいない相手から思いを寄せられているようだ。ネットに潜むウイルスやフィッシングサイト。彼女は、そんなネットの悪者達からも愛されている!?　危険なサイトやマルウェアから標的にされるキャメロンは、検索リスクの高いネットで最も危険なセレブに認定されてしまった。

「キャメロン・ディアスで検索すると10パーセントの割合で危険サイトに」

このような調査結果が、大手PCセキュリティ会社から発表された。同社では、定期的にマルウェアや悪意のあるサイトの標的にされる有名人リストを公開している。今回キャメロン・ディアスは、名誉なことに？そのリストの1位にランキングされてしまったのである。

ネット上に存在する悪意のあるプログラムを含んだ危険なサイト。これらは、しばしば有名人の名前を標的とすることで、サイト訪問者のPCにマルウェアを感染させる機会を狙っている。「キャメロン・ディアス」と「スクリーンセーバー」の組み合わせで検索した場合、実に19パーセントのサイトが悪意のあるプログラムを含んでいると同レポートは述べている。

このようにキャメロンがマルウェアに狙われるのは、最近出演した映画で大きく注目を浴びていることが、背景としてあるようだ。特に2010年に公開された「ナイト＆デイ」、「シュレック フォーエバー」に、彼女が出演していることは話題にも新しい。

セレブにとっては何とも迷惑なこのランキング。彼女に続き、2位にはジュリア・ロバーツ、3位にはジェシカ・ビールがランクインしている。一方で、レディー・ガガやアンジェリーナ・ジョリーがトップにランクインしなかったのは、少々意外に思われるかもしれない。なお男性セレブでは、ブラッド・ピットが5位、トム・クルーズは8位にランクインしている。

さて、「好奇心は猫をも殺す」というのは、ハリウッド映画の台詞でも使われる諺である。セレブ達のことを人一倍愛して止まないあなた。好きなセレブを検索する際には、ぜひ気をつけていただきたい。お使いのパソコンには、必ずセキュリティソフトを入れるようにしよう。ネット上の脅威からあなたを守ってくれるはずである。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）