留学先のフランスで100人の男性とのキスを計画し、ネット上で話題騒然となった28歳の台湾人女性。2月には54人とのキス写真と、そのストーリーを記した『Kiss・Paris（上）』を出版していた。8月14日、その続編となる『Kiss・Paris（下）』が出版され、100人とのキスを達成したことが正式に発表された。

パリでピアノ演奏を学んでいたこの女性は、“100人の男性とキスをするのはどんな感じだろう”と思い立ち、昨年7月から100人とのキスを展開した。ルーブル美術館やエッフェル塔などの景観地で、芸術家やモデルとキスをする写真を自身のブログで紹介したところ、累計864万ものアクセスを記録したという。

1年かけて男性100人とキスして回ったこの女性。中には、牛糞バーガーを食べて米産牛の輸入に反対した博士や、ニュースキャスターなどの台湾人男性や81歳という高齢のフランス人男性もいる。女性は、100のキスを達成したことに喜びと解脱を感じているという。

ネット上では、女性の行為を「ロマンチック、勇気がある」と賞賛する声もあれば、「公序良俗に反する、ただの売名行為」などと批判する声もある。しかし、100人とのキスの中で、親愛なるパートナーを見つけ、映画化の話も持ち上がっているようだ。批判はあれど、彼女の100人キス計画は大成功だったと言えよう。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）